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Camping
タープはアウトドアフィールドの万能選手だ。

 テントと混同しがちになるアイテムだが、デイキャンプで何かと重宝するアイテムにタープがある。宿泊を想定したテントと違って日よけ、雨よけ、風除けなど、応用範囲は広い。いざとなれば簡易テントとして使用することも可能だ。
 タープの素材はナイロン素材のリーズナブルなものから強度のあるポリエチレン素材、ポリエステル・コーティングまで各タイプが揃っている。いずれのタイプもグロメット(はと目)がしっかりとしたものを選ぶことが大切となる。また、アウトドアショップではタープ本体・ポール・ペグ・ハンマー・張り縄・収納袋をセット化して販売しているのでチェックしておきたい。
 その大きさと収容人数の目安は3m×3mで大体4人、4.5m×4.5mで6人程度を規準としたい。ポールの高さは高いほど居住空間は広くなるが、風の巻き込みや安定性に欠ける場合もある。もちろん、タープ内に椅子やテーブルを置く場合には相応の高さが必要となる。しかし、単純な1枚布のタープだが、テントと比べて設営にはある程度の慣れが必要となってくるのが欠点と言えば欠点だろう。

6本ポールのタープが張れるようになればアウトドアは快適。

 タープを張る場所は、可能な限り平坦かつ、岩や石の少ない場所を選ぼう。平坦な場所が多いキャンプ・エリアなら、さほど困る事はないはずだ。また、木々やクルマをポールがわりに利用できるので、工夫次第で快適な空間が確保できる。場所が決定したら、以下の手順でタープを設営しよう。ここでは、基本的な6本ポールによるタープの張り方を紹介する。
タープを広げ、ペグを打ち込む。
 タープの張り綱の長さを測り、ペグを打つ。普通の土の柔らかい地面なら、タープセットに組み合わせられるペグでも大丈夫だが、硬い地面用のペグを用意しておくとよいだろう。1種類で間に合わせるのではなく、状況に合ったペグを揃えておくと便利だ。鉄、アルミといった素材のみならず、最近はチタンペグもポピュラーである。固定方法はキャンプにおける基本ロープテク「自在結び」だ。ペグは地面に対して60度の角度を保ち、固定ロープとの角度は90度が理想的だ。(イラスト参照)
 また、張り綱が短すぎるとタープの固定は難しいので扱いやすい長さで作業を行いたい。長すぎるとキャンプエリアのスペースを不用意に占有してしまうので注意。

ポールは対角線上に建てていこう。
 次にタープの中心線に端と端に2本のポールをグロメットにさして立てる。そぞれのポールに2本づつの張り綱をセットして固定しよう。そのとき、張り綱の開く角度は90度とする。残る4本のポールは、タープを中心に片側2本づつ別に立てる感覚で立てよう。
 セッティンッグが終えたら張り綱がしっかりと張っているかをチェックしよう。木立、あるいはクルマのルーフキャリアを利用すれば、しっかりと固定できる。それ以外で風の強い日などには、張り綱の間にショックコードを使ったりして工夫してみよう。

経験を積むほどにタープの張り方のバリエーションが増えていく。

 タープを張る際、どうしてもペグが打てなかったりする場合もある。そんな場合には張り綱を石で固定する方法もある。川原などの場所で、スペースの関係からどうしても固定位置が川の中(浅瀬であることが条件)であったりすることもある。
 また、不意の雨という事が想定できるのなら、張り綱を追加してタープに雨水がたまらなくしたりする工夫も考えられる。木立への固定、クルマのキャリア利用も車高の高いクルマなら、片側を低くすれば雨水がタープにたまることはない。タープワークの応用としては、風上かわにタープを垂らして風よけにしたりすることもできる。したがって、タープは大きめでグロメットの数が多いものほど応用の幅が広がるというわけだ。
 タープのメンテナンスは汚れたら水洗いし、日陰で乾燥させること。本来、防水性の高い素材ではあるが、何回か洗ったら防水スプレーなどで撥水性を保つようにしよう。また、収納時は決まった場所に折り目をつけないこと。折りクセがついた部分の防水効果の劣化や耐久性が落ちる場合がある。細かくたたまないように扱いたい。


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