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| アウトドア・クッキングの基本としてのポトフを覚えよう。 |
野外で調理と言うと、鉄板を利用したヤキソバやバーベキューというのが定番、という向きが多いのではないだろうか。しかし、誰もが簡単に作れて、誰もが好き嫌いの無いメニューということで、簡単なもので決めてしまうのは少々さみしい気がする。
アウトドア・クッキングの真髄は、家庭で作るものであっても、味は格段に違ってくるという点にある。例えば、都心でははばかれる秋刀魚を焼くことも、アウトドアならOK。焚き火を使って、煙の出る料理をすることもできる……と考えれば、本格的な料理は野外に限ると断言しても良いのである。
ならば、家庭における料理と同じプロセスで行えば良い……という考え方は間違いである。アウトドアにおけるルールに『ゴミは可能な限り出さない』という鉄則があるが、料理も同じ。食材を効率良く活用し、全部食べきれる量とするようにしたい。生ゴミの処理は何よりも面倒であることはご承知だろう。
そこで、アウトドア・クッキングにおけるお奨めレシピにポトフ(煮込み)を挙げるベテランも多い。
ポトフと”POT FOOD”の略で、その意味は洋風鍋料理ということで、料理の原点のようなものである。肉、野菜をほとんど丸ごと煮込むという手法は、素材そのものの味を生かし、シンプルな味付けで十二分に美味しく食べることができる。
料理の原点、という表現をしたが、このポトフを手法を応用してクリーム仕立てのシチュー、カレーのルーに、トマトベースで……とあらゆるバリエーションへと変化させられる。しかも、1日目より2日目、2日目より3日目と煮込む程に深みのある味へとなっていく。
キャンプ地にベースを構え、数泊する日程ならば、これ以上最適な料理は無いのではないだろうか?
| ポトフの基本的なレシピ |
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| 材 料 |
ベーコン |
5〜6枚 |

| 得意、不得意は関係無い。アウトドア・クッキングで大切なことは、やる気と段取り。誰もが『偉大なる野外調理人』になれるのだ! |
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| シチュー用肉 |
250g |
| ソーセージ |
8本 |
| 玉ねぎ |
小4こ |
| にんじん |
2本 |
| ジャガイモ |
4こ |
| セロリ |
1本 |
| にんにく |
1かけ |
| オリーブオイル |
大さじ3 |
| クローブ |
少々 |
| ローレル |
2枚 |
| コンソメ |
2個 |
| 塩、コショウ |
各少々 |
| 手 順 |
| 1 |
野菜類は乱切りで十分。玉ねぎは皮を剥いて上下を切って丸ごと、ジャガイモも芽を取った状態で皮ごと。 |
| 2 |
ベーコンは5cm見当に切る、ソーセージは切れ込みを入れておく。 |
| 3 |
鍋にオリーブオイルを敷いて熱し、スライスしたにんにくで香りを出し。そこへ肉を入れて炒める。肉の色が変わった時点でベーコン、ソーセージを入れて炒める。 |
| 4 |
野菜類、ぶつ切りにしたセロリをローレル、クローブを加え、全体がひたひたになるまで水を加える。さらに、強火で沸騰させる。 |
| 5 |
沸騰したらコンソメを加えて、とろ火で2時間程度煮込む。 |
| 6 |
最後に、塩、コショウで味を整えて完成。 |
こうしてできたポトフは料理のベースとなる。これに市販のシチューやカレールー、あるいは缶詰のトマトなどを溶かし込めば、驚くほど短時間で本格的な料理へと変貌する。また、好みでチーズを溶かし込んだり、海老や魚介類といった具材が手に入るのなら加えても良い。独自のレシピや、オリジナル・料理だってできる。
夏場というと、どうしても冷たい食べ物が恋しくなるが、それはあくまでも昼間の事。山間のキャンプ場では気温も低くなるし、温かい食べ物は不可欠。また、野菜を取るという意味でも煮込んだ料理はサラダよりも効率良く摂取できる。健康のためには温野菜が1番という専門家の意見もある。
ポトフ料理ひとつを覚えるだけで、アウトドアライフの楽しみが広がることは請け合いである。
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