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秋から初冬にかけ、寒い条件でのキャンプを楽しむ人が増えている。夏場よりも身体が動き、虫に悩まされることもない。防寒を考えたワードローブや、焚き火など、暖を取る工夫が何よりも楽しい。そして、工夫を凝らした温かい料理が、何よりも魅力的……と断言する向きも多い。そこで、キャンプ料理の基本、シチューをマスターしたい。
西洋料理における”煮込み料理=Stew”の総称であるシチュー。フランス料理では ragout と、肉類や野菜、魚介類など具材によって名称が変わるのも特徴的である。代表的なのは牛肉を使ったビーフシチュー(beef stew)、羊肉を使ったIrish stew、白身の肉をホワイトソースで煮込んだフリカッセ(fricasse)など、数多くの種類がある。
キャンプではなく家庭料理として楽しむ例が多いはずだが、いつも家で作る量よりも多くなり、野外で作って食べるという趣向も手伝って美味しさも倍増する事は請け合いだろう。さて、クリームシチュー、あるいはビーフシチューともなれば、ルーやシチューの素も販売され、誰もが1度は作った事があるだろう。
そこで、試して欲しいのが以下で紹介する『アイリッシュ・シチュー』だ。素朴な感じのシチューだが、ここ2〜3年のアイリッシュ・ブームもあって注目されている。肉と同量の多めのジャガイモを使った料理だけに、食べた後の満足感も大きい、お薦めの野外料理である。
| ■アイリッシュ・シチューの作り方 |
材 料
(5〜6人分) |
羊肉(胸肉、肩肉、もも肉など)800〜1200g
玉ねぎ(中程度)2個
ジャガイモ 1〜1.2kg
塩、胡椒、ロリエ、パセリ(みじん切り)少々 |
| 作り方 |
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羊肉は3〜4cm角に切って、塩・胡椒をする。 |
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玉ねぎは5mm位の輪切り。 |
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じゃがいもは皮むきし、2つ切りの後、5mm位の厚さに切る。 |
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鍋に肉を入れ、その上の玉ねぎを乗せ、1番上はジャガイモで覆う。 |
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その上に塩・胡椒をした後、ジャガイモが被る位の水を入れ、最初は強火で煮込む。 |
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煮立った時点でロリエを加え、さらに弱火で2時間〜2時間半程度煮込んで完成。 |
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煮あがったら、塩・胡椒で味を調えて完成。盛り付け後にパセリを振る。 |
煮込み料理を美味しくするコツは、シチューも同じで、弱火で気長に煮込むことに限る。味覚の秋、食欲の秋に、これ以上相応しい野外料理はない。量が多ければ多いほどに美味しくできる煮込みは、キャンプ料理の王道ではないだろうか?
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