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Camping
キャンプにおける食中毒に注意したい。

食に関しては便利な世の中であることは確か……。それだけに、アウトドアでは神経を払いたいものである。
 生活環境が衛生的かつ快適になり”食中毒は無縁”と思っている人は多い。しかし、厚生労働省の食中毒統計によると、毎年2〜3万人は患者が発生し、一向に減少する様子がないとのこと。むしろ、平成10年以降は増加している。

 しかし、その中身は時代とともに変化している。かつて日本人はたんぱく源の多くを魚介類に求めていたたが、いわゆる食生活の欧米化で、以前とは異なるケースが増加しているとうデータもある。

 食中毒とは食習慣を映す鏡とも言える。食中毒の患者数は生活環境の向上とは関係なく、統計を取り始めた過去45年前から変化していない。自分たちが知らないうちに被害が大きくなってしまうことも要因として考えられる。また、輸入食品の増加 、食品の大量流通によって『旬の物を食べる』という考え方をしなくなった点もある。そのため、食中毒は一年を通して発生しやすい状況にあり、より身近な問題となったという次第である。

 食中毒予防の3原則とは“付けない、増やさない、殺す”。正しい知識で食中毒は予防することができる。キャンプでの食事を楽しく済ますためにも、下記の注意事項を守りたい。日常生活における食中毒の予防事項と同じ事だが、家庭での台所事情とは異なるアウトドアだけに、少々気を使って欲しい。

買い出しは、新鮮なものをスピーディーに。
商品の回転が早く、衛生管理の徹底した店で、新鮮な食品を見極める。
生鮮食品は、買い物の最後に購入する。
買い物には時間をかけず、買ったものを長時間持ち歩くようなことはしない。
冷凍保存の過信は食中毒を招くもとにもなる。
要冷凍、要冷蔵の食品はすぐにクーラーバックへ。
入れる前に、びんや缶は拭いておきたい。
クーラーバックに食品を詰めこみすぎないこと。
暑くなる場所(車内など)に置かない。
雑菌は冷蔵庫では死なないし、低温で増殖できる食中毒菌もいる。
調理前は二次汚染の予防をする。
食材は洗えるものは全て流水でよく洗いたい。サラダ用に加工されたカット野菜も同様で、キャンプ場の炊事場を活用する。
魚、肉を扱うときは手、まな板、包丁など調理器具は食材が変わる毎にこまめに洗いたい。同じまな板を洗わないで、複数の食材を扱ったりすると、二次汚染のもとになる。
調理用具は理想なら熱湯消毒。日光にあててよく乾かすことも有効。
食材は調理の直前まで冷蔵保存しておきたい。
食品の中心部まで75℃で1分間以上加熱し。(とくに挽肉を使用する料理は食中毒菌を一緒に練り込んでしまうことがある)
夏場の卵は半熟にはせず、しっかり加熱したい。
野菜も加熱調理する温野菜が理想的。
熱い料理は熱いうちに、冷やして食べるものは冷たいうちに食べる基本を忘れずに。


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