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| 幌馬車がキャンピング・トレーラー、AIRSTREAM のルーツ。 |
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| JATCも日本国内でのキャラバンを行っている。今年は日本全国4ヶ所でミーティングが開催されている。 |
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| 日本でも、この軽量モデルの『バンビ』が人気。誕生以来、40年もの基本デザインが変わっていない、キャンピング・トレーラーの定番モデル。キッチン、バス、トイレを装備。 |
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昨今、キャンプ場での宿泊施設に固定トレーラーを採用する例が増えている。本来ならば、自分で運転するクルマで牽引するものであるが、日本の道路事情や免許制度による制限で購入に躊躇してしまう人も多い。しかし、かつて1970年の『レジャー白書』によって、日本も本格的なキャンピング・トレーラーを普及させるべく施設や道路整備を推進しようという動きがあった。同時に、レジャー白書にレクリエーショナル・ヴィークル=RV という言葉が登場した。
本来、RV とはキャンピング・トレーラーを意味する言葉として採用されたものであるが、現在ではクロカン4WDや1ボックスカーもRV
と呼ぶのが一般的になってしまった(性格に表現すればSUVというカテゴライズになる)。ちなみに、日本における、そうした動向が消え去ったのは、その後に起きたオイルショックがきっかけとなっている。もし、オイルショックが無ければ我が国のオートキャンプ事情もかなり変わっていたに違いない……。
少年時代に見た幌馬車をキャンピングトレーラーとして復活させたのがワーリー・バイアム、その人。1931年の出来事であった。ロス・アンジェルスの自宅裏庭で、自分で描いた設計図を基に製作し、後にAIRSTREAM
社を誕生させたという次第である。流線形ではなく、むしろ“車輪が付いた宇宙船”とでも呼ばれるモダンなデザインは、試しに作った1台目がすぐに売れ、作ればすぐに売れてしまうほどの人気となってしまったのである。なぜなら、彼が快適な空間を生み出す試行錯誤を繰り返して辿りついたのが、航空機の設計図。
当時、飛行機の設計は金属ボディのモノコック構造よる最新鋭のテクノロジーの賜物であったからだ。
第二次世界大戦中、バイアムは航空機の生産に従事することになるが、平和な時代が来るとワーリー・バイアムは早速会社を再開した。しかし、彼は自分が売ったほとんどのキャンピングトレーラーが庭に放置され、 埃を被ったままだという事実を知り愕然となる。そこで彼は『快適さも、使ってこそ、その価値がわかるもの』を身上に、AIRSTREAMのオーナーたちによるキャラバン隊で世界を旅してまわることを決めた。1951年、自ら隊長を務め、中米への旅に出発する。
AIRSTREAM のキャンピングトレーラーは、メキシコやカナダへと毎年キャラバンに出かけて行くようになり、AIRSTREAMのオーナー・クラブの設立のきっかけとなった。現在、その“ワーリー・バイアム・キャラバン・クラブ・インターナショナル(WBCCI)”は世界各国に1万7千人を越えるメンバーを持ち、7月4日のアメリカ独立記念日にインターナショナル・
ラリーと呼ばれる大会を開催するなど活発に活動している。ちなみに、ジャパン・エアストリーム・トーイング・クラブ(JATC)も日本国内での活動を積極的に行っている。
AIRSTREAMは1936年以来アルミの外装をリベットでとめるというスタイルを一貫し、1970年ごろまでは余りモデル・チェンジも行わない。現在、1960年代に発表された最小モデル(通称・バンビ)はマニアの中で高い評価を受けている。現在、AIRSTREAM 社はTHOR Industory社に1980年の子会社となり、モデル・チェンジも行われている。サイズも大きく、さまざまなオプションによって豪華なモデルも存在する。1989年から自走式の小型モーターホーム『B・Van』、流線形ではなく箱型に近い『ランド・ヨット・シリーズ』も発表している。
しかし、ワーリー・バイアムの提唱する『All the Comfort of Home(家にいるのと同じ快適さ)』というキャラバンで培った体験と、使う人の立場に立った工夫によって誕生していることに変わりは無い。牽引時にトレーラーとしての性能、安全性、運転操作性までもが計算された作りは高い評価を得ている。日常生活の延長線上にキャラバンがあるとする、ワーリー・バイアム自身にとっては当然のことだった。
ちなみにエアストリーム・ジャパンでは『トレーラー保管サービス』も行っている。通常、法的にはご自宅から駐車場までの距離は2km以内でなければならないが、その規定に関係なく、同社のトレーラーランド(4,040平方m)で保管し、車庫証明の発行も可能。さらにダンプステーション(給排水設備)の機能もあって、常用電源やLPガスの補充サービスもできる体制となっているので、駐車スペースに悩めるオートキャンパーも一考では?
●問い合わせ エアストリーム・ジャパン TEL048-481-6462 ホームページ
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