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汗ばむ時期だからこそ化繊を着る...アウトドアの常識。


 汗ばむシーズン、日常生活のおいてTシャツやポロシャツといった”綿”素材のウェアを着る人が大半ではないでだろうか? 綿製品の長所は、吸水性・肌触りが良い・通気性がある……汗ばむシーズンには誰でもコットン製品を選ぶだろう。しかし、逆に短所といえば、 乾きが遅い・耐久性がない・耐汚性がないといった点もある。

 結果として、コットンは汗を良く吸ってはくれるが、乾きが遅く不快になってしまう。したがって、現代のアウトドアシーンにおいては、気温の変化にともなう体温の低下を招くことになり、タブーとする声も大きい。汗をかくのは人間の生理機能上、さけることはできない。問題はかいた汗を衣類の機能で、どこまで処理できるか?−−という事なのである。

汗がもたらす3つ不快感
汗を吸ってのべとつき感。 汗を吸った衣服が皮膚にふれると、べとつきが出てきます。 このべとつきは身体の動きの妨げになるだけではなく、不快感を伴う。
汗の量が増えること
による、冷え感。
汗を吸った衣服が皮膚に触ると、体表の温度が下がり、冷たさを感じる。 衣服の吸った汗の量が増える程、温度低下が大きくなってしまう。
衣服内の蒸れ。 汗が出始めると衣服と皮膚の間の湿度が高くなり、この湿度が70%を超えると "むれ"を感じるといわれる。吸水性の悪い衣服を着用すると湿度が70%以上に上昇するのが速く、汗が止まっても湿度が高いままとなってしまう。

 こうした問題を解決するために、いわゆる化学繊維(米。デュポン社が1953年に、世界初のポリエステル繊維の生産を開始)の登場となる。もちろん、従来の化繊では吸汗性の欠如という欠点があるが、今では吸汗性、通気性に優れた素材がポピュラーなものとなり、衣料、肌着、寝具といった一般の生活に欠かせない物の素材に使われるようになってきている。
 現在、生活と密接した、機能的な主な化学繊維を以下に要約してみた。

ホロフィルRU  通称、ダクロンR。米・デュポン社が開発した、ポリエステル繊維の登録商標。繊維1本の中に4つの穴が空いていて、通気性に優れ、繊維の中に空気をたっぷり含み、柔らかいのが特長。わた状にすると、丸洗いしても繊維が固まらないので、ウィンタースポーツ用ウェアの中綿素材、寝袋、布団などにも採用されている。また、スポーツ分野において確固たる地位を築いてる「クールマックスR」もその中の一つ。
ダクロンRプラス  機能重視の素材として、厳密な品質基準を設 定し、所定の基準をクリアしたもののみに「ダクロンRプラス」と呼ぶ。基準として、吸水性能ではバイレック試験法(吸水性測定法の1つ)による試験で76mm以上であること。前述のデュポン、兼松、クラボウの3社による共同開発によって誕生。ニット製品からスタートし、カジュアル、ユニフォーム、アウトドアと幅広く採用されている。
QD(クリックドライ) 米国デユポン社が開発した吸水速乾繊維。QDはQuick Dryの略。繊維の断面がUFO型をしており、綿の5倍以上の吸汗性、4倍の速乾性がある。汗に濡れた肌をべたつかせることなく、爽快感を持続するばかりか、独特の繊維断面構造により軽くてソフトな風合いを持つ。アンダーウェアを中心に採用。
プロミックス 通称、シノン。牛乳から作られた繊維で、牛乳たんぱく質中のアミノ酸の働きで、素肌にやさしい。吸汗性と発汗性があり、素肌のベタツキをおさえる。デリケートな着心地が要求される肌着などに採用されている。
吸汗レーヨン 従来、人絹と呼ばれた素材。さらに吸汗性を兼ね備えた繊維。絹のような肌触りに、汗を良く吸う繊維。洗濯に強く、光沢がある。パジャマや肌着の他、裏地素材としても使われる。
表糸綿ポリエステル、
表糸綿ナイロン
アルザスコットンとも呼ばれ、ポリエステルやナイロンといった耐久性と速乾性に優れた繊維の外側を綿糸で巻き、肌にあたる部分は綿100%にした繊維。綿と化繊のお互いの長所をミックスした繊維。アウトドアウェアでもソックスやインナーで採用されている。
ダクロンシャツ ダクロンQDRシャツ
タラスブルバ ダクロンコットンシャツ(UCY155)\12,000 ポリエステル70%・コットン30%のダクロンQDコットン素材。Lサイズで335gと軽量。
タラスブルバ ダクロンQDRコットンボーダーシャ UCV121 \ 3800 タウンからアウトドアまで、ダクロンのウェアはマストアイテムとなった。カラー、デザインも豊富だ。


 現在、数多くのアイテムで化学繊維が採用されているが、その機能が1番に実感できる季節こそ夏ではないだろうか? 体感温度を含めて、様々な工夫を凝らした素材が登場している。

 いわゆる汗っかきの人も、暑さには強いと豪語する向きも、新繊維素材の恩恵をアウトドアで体感してほしい。もはや、マスト・マテリアルである。

●左のタラスブルバに関する問い合わせ先 アシックスお客様相談室  078-303-2233(神戸) 03-3624-181(東京) アシックス・アウトドアホームページ


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