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猫背の歩行は格好悪い以前に長時間の歩行には不向きなのだ。 |
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股間のストレチングは下半身の動きをスムーズにするだけでなく、怪我の防止にも役立つ。 |
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暑い夏が終わりを告げ、秋の行楽シーズンを迎える頃、ハイキングもハイシーズンとなる。より身体も動かしやすく、かつ気候がもたらす負担も減る……スポーツの秋、食の秋と呼ばれる所以である。しかし、そこで気にしたいのは『人間はどんな感覚情報を基に動いて(運動して)いるのか?』ということだ。
視覚、前庭器官による平衡感覚、触覚圧覚などの表面感覚、さらに身体内部の受容器からの深部感覚(筋腱、関節感覚とも呼ばれ、加えられる力の強さや方向により”自分の身体が今形態的にどうなっているのかどういう運動状態にあるのか?”を、この感覚により知るができる)これらの感覚器官からの情報を感知統合して動いている。
動くということは、重力に抗して(またはは利用して)運動することでもあり、人の感覚には全て重力が関与している。専門的な表現だが、立ことを維持するのに必要な筋肉群を坑重力筋という。重力場の中で人は成長し、その過程で民族や、遺伝、育ち方などの生活環境、あるいは心の状態などによって重力感覚に個人差ができのである。 視覚を、平衡感覚を、深部感覚を鍛え、さらに表面感覚までも鍛えるということが運動能力を向上となる。
では、どんな姿勢が良い姿勢と呼べるのだろうか? 障害あるいは身体に不具合を起しやすい姿勢、強いては骨格にも影響を与える運動などもあるが”良い姿勢とはこれ!”とは断定できないのも確かである。
現代医学の見地から見ると、良い姿勢とは 丈夫で長持ち、安定感のある疲れない姿勢だと言われる。日本人に多い、猫背で膝が伸びていない歩き方は歩幅も狭くなり、長時間の歩行には向かないと言われる(多分に農耕民族的な歩き方とも揶揄されるようだ)。
イメージとしては、歩幅を開き、ゆったりとした安定感のある歩き方に変えてみたい。”小さく・たくさん動かす”から”ゆっくりと大きく身体を動かす”というイメージが1番である。 よく言われるのは、頭から下ろした垂線と腰を通る線が追うように、それを一歩ごとに繰り返すような理想的な歩き方が理想である。
そして、筋肉の柔軟性を高めるために、歩く前には充分なストレッチングを行いたい。筋肉が堅い状態だと、コントロールの限界が早く来る。例えば、相撲の四股踏みを想像してほしい。股関節(周辺の筋肉)が堅いと土俵際で残れない……つまり、コントロールの限界が早くやってくるわけである。
重心が高い位置で転倒すると、怪我をする確率が高くなる。相撲に限らず、全てのスポーツで股関節の柔軟性を気にするのは、身体の自由度を高めるだけでなく、万が一のトラブル(転倒やバランスを崩した際のリカバリー)にも有効だからだ。歩行という、人間の基本的な運動の連続となるハイキングでも極めて有効である。
筋肉は筋力を生み出すだけでなく、筋紡錘というセンサー機能も持っている。ストレッチをする事によって脳と筋肉の連動が最適化され、充分に運動できる体制となるのだ。したがって”筋肉が充分に伸ばされているか?”と感じながらストレッチすることは大切なことであることを忘れずに!
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