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Camping
ハイキングを楽しむツアーと言えども、事故には注意。

 紅葉を求め、ハイキングにでかける人は多い。近年は3000m級の山岳から低山歩き(里山ウォーキング)を含めて、中高年の割合が非常に多くなっているという。実際、登山する目的や方法はそれぞれ異なるが、ツアー会社やプロガイド、あるいはショップ主催などによる「ツアー登山」も多い。

 しかし残念なことに、ここ数年ツアー登山者による遭難事故が多発傾向にあるというデータもある。事故が発生した場合、遭難者はもとより、関係者や家族も悲痛な思いをするばかりか、企画した側の引率者の責任問題にもなる。

 実際問題として最近は、ツアー企画会社と添乗員派遣会社とが契約して、派遣された山の知識のない添乗員による引率がなされるなど、登山を観光旅行並みに(山を甘くみている)考えて実施しているところもみられる。

 すでに、実際に写した画像をアップし『そんな事で良いのでしょうか?』と問うHPもあった。そのHPではスーツ姿のままの添乗員(!)が湿原を引率するという画像がアップされていた。

 低い山だから、日帰りだから、今まで何もなかったから、大勢で行くから、ツアーだから、自分は大丈夫、自分に限って……安易な考え、プロから見れば根拠の無い単なる思い込みでハイキングに出向く向きが多い。そして、我々が知る以上に事故は多いのである。では1番に気をつけるべきポイントは何だろうか?

天候の急変時に注意
 比較的。好天に恵まれる秋であるが、降雨時は気温の低下や風雨による体温の低下など、想像以上に寒くなる。標高の高いところでは気温が摂氏0度以下になると登山道が凍結し、滑りやすくなる。ツアー参加といえども、必ず天気予報を確認し、現地でも山小屋の主人など、アドバイスを聞いて登山したい。
単独登山は控える
 秋口以降、夏山と異なり全体的に登山者は少なくなる。単独登山では万一の場合、事故を通報してくれる人も減り、危険率も高くなる。
計画中止、引き返す事の大切さを知っておく
 リーダーは、パーティ全員の命を預かる責任者である。天候、メンバーの体力や技術、経験などを把握し、場合によっては引き返す決断も早く行うこと。次回に期待する、という気持ちも大切にする。

 また、以下の5か条は誰も知っているマナーであるが、数多くの山岳関係のHPに載っているので、あらためて紹介しておく。
登山中は、上り優先です。お互いに譲り合い、助け合って楽しい登山をしましょう 。
道標は、登山者の安全を守っています。傷つけたり、壊したりしないでください。
テントは、指定地に設営しましょう。深夜まで飲酒して騒ぐなど、他の登山者に迷惑をかけないようにしましょう。
ゴミや空缶は持ち帰り、自然を大切にしましょう。
お花畑は心休まるところ、登山道以外の場所は立入禁止です。お花をとるのは写真だけにしましょう。
登山計画書を必ず提出しましょう。あなたとパーティの安全のために!

 さらに「登山者の皆さんへ 」と銘打って、日本有数の山岳地を擁する長野県警では”安全登山の秘訣”を紹介しているので参考にして欲しい。

「中高年登山者が増加し、それに伴って遭難事故も大変増えています。事故の多くは登山者自身の不注意から発生しています。」

 とのこと。入山前に、もう1度確認すべき事として、目的の山、計画、装備などを見直すこととしている。 そして5項目の確認事項を挙げている。長野県内のみならず、全ての山へ出かける際にチェックしておきたい事である。

1 自分の技術や体力に見合った山に 〜トレーニングで万全の体調を〜
 自分の実力に見合った山を選びましよう。ツアー登山などに参加する場合は、事前に日程やコース、装備、山案内人の有無、保険等をよく確認しておきましよう。
 また、登山は、思いのほか体力を消耗します。体力不足で歩けない、バランスを崩した、持病が悪化した等の例があります。早歩きで持久力、片足立ちでバランスを養う等トレーニングが必要です。 今年の夏山(7月〜8月)では2人が病死しています。
2 装備品はできるだけ使い易い、自分に合った物を
 特に登山靴は、履き慣れたもの、雨衣は丈夫で良いものをそろえた方が良いでしよう。 また、雨衣、ザックなど登山用品の中に黄・橙・蛍光色など、ーつはよく目立つ色のものがあると万一遭難した場合、ヘリや捜索隊にいち早く発見してもらえますし、混雑の中でも目立ちます。
3 リーダー
 リーダーには、体力、技術、豊富な経験それに、何よりもパーティをまとめる統率力が求められます。バラバラに行動せず、歩速が違っても助け合いましよう。
4 日帰り登山でも、登山計画書・登山者カードの作成・提出を
『山へ行った主人が帰宅しません、山の名はわかりません』 どこに登山したか不明な場合は探しようがありません。行き先と日程くらいは家族や勤務先に知らせておきましよう。登山計画書は、入山地を管轄する警察署(登山口)に提出してください。住所等がわからない場合は、
〒380-8510長野市南長野692-2 026-233-0110 長野県警察本部地域課へ
5 山岳情報の照会先を知っていますか
山岳情報電話 026-235-3611 長野県警ホームページ 


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