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Camping
バテずに歩くコツは、なぜバテるかを知り、持久力をつけたい。

ロッククライミングにおける筋肉疲労もバテのひとつ、パワーではない持久力が問題なのである。
 ハイキングを終えると、疲れと同時に爽快感も沸きあがる。それを得るために山歩きをするようなもの……と、経験者の多くは語るだろう。しかし、その反面で”バテるのは嫌だ””バテそうだ”と、バテを気にする声も多い。この”バテ”とは一体、何だろう? そのスタイルは、いわゆる里歩きからトレッキング、クライミング、果ては高地登山まで、フィールドの違いによって違うものなのである。

 まず1番多いとされるのが、食事を充分に取らずに山歩きを始めてバテてしまった……というパターンだ。大体は昼食を取る事で解消されるようである。日常生活でも、朝食を取らずに仕事や勉強を初めてダルかったり、集中力が出ない、という経験をした向きも多いのでは? 食事とは活動をするための基本を成すもの。食事をしっかりと取ってから山歩きをしたい。同様に睡眠不足(標高3000m以上の場合、高山病の原因ともなる)、水分補給が足りないと”バテる原因”となるので注意したい。

 一方、山歩きのテクニック、経験不足の面からバテるものとしてはペース配分を無視した行程、ルート設定がある。これは、ハイカーの年齢や基礎体力とも関係を持っているので、計画を立てた時点で客観的に自分の実力を判断することも必要となる。

 では、バテないための必要条件である、全身持久力をつけるためにはどうすれば良いのだろうか? 山を歩くということは有酸素運動、エアロビクスである。常に筋肉に酸素を送り続けることが必要である。全身持久力があるということは、酸素の摂取能力や運搬能力の高い身体ということで、結果としてバテにくい……ということである。

 最近の研究によれば、年齢や性別を問わずバテない身体にする事が可能という事が立証されている。例えば、60代後半で若い頃にスポーツの無い女性でも、週2回2時間程度の水泳を続けた結果、3年程度で40代程度の全身持久力を身に付けたという。歳を取ったから、経験が無い……という理由で運動能力が衰えたという事ではないのである。

 また、年齢と共に心肺機能は低下し、運動は無理……という声もあるが、下半身の強化によって心臓の動きを助けることも立証されている。ハイキングに限らず、スポーツをするにあたって、心臓が……、筋力が……と心配する声もあるが、人間の身体は部分部分で動いているのではなく、全身が助け合っているのである。

 大切なのは、週に何回かでもいいから、身体を動かす事を定期的に、習慣にすることであろう。それは若い頃からならベストだが、60代、70代になってからでも遅くは無い。むしろ、20歳は若返った……という実感を得ることもできるのだから。


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