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日常生活よりも、さらに目的を持って、より長い距離を歩く……ハイキングとはウォーキングの延長線上にある。それだけに、正しい(疲れない)歩き方が大切になる。ちょっとしたコツをつかむだけで、長時間の歩行によって生じる弊害も防ぐことができる。
まずは簡単に以下の3点をチェックしてみよう。
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可能ならばペアで、互いのウォーキング・フォームを見る。歩き方にも、ひとそれぞれの癖があるが、はた目から見て、不自然な歩き方は余計な負担をかけると思いたい。 |
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自然に立ったとき、身体の水平のライン(肩など)、垂直のライン(頭〜背中)が傾いていないか? |
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正しい姿勢で歩き続ける感覚を持っているか? 視線のチェックも忘れずに。 |
一方、運動中のトラブルは、急激な心臓への負担が主原因というデータがある。長時間の歩行となる山歩きも同様。身体を運動するために適した状態へもっていくウォーミングアップとして、筋肉をリラックスさせるストレッチング、心臓へ負担をかけぬよう徐々に普段の状態へもっていくクールダウン……怪我の防止や疲労回復を即す意味でも、必ず行いた。
脚部が運動することによって、筋肉中の血液が循環される”ミルキング・アクション”と呼ばれる働きから、足は第2の心臓と言われる。脚部、腰の屈伸運動は”筋肉の圧迫〜開放”によって静脈血を心臓へ送り込むポンプ作用を行うことになる。この、ミルキング・アクションが活発になればなるほど、心臓の負担は軽減される。もし、心臓だけで全身に血液を送り込むのならば、心臓への負担はかなりのものとなる。
人類が直立して二足歩行の状態になりながらも、頭を働かせること(血液を脳に送り込む)ができるのはミルキング・アクションのおかげなのだ。歩きながら考え事をすると、発想がひらめくという理由もそこにある。
また、ウォーキングは身体への負担が少ないが長時間続行が可能な”ローインパクト(低衝撃)なエアロビクス運動”といえる。エアロビクス効果を得るには”週3回以上+1回15分以上”という指針があるが、毎日を正しい歩きかたで過ごせば『ハイキングのために、特別何かをする……』という考え方は不要となる。
ちなみに、健康のために『1日1万歩』とい基準がある。体重65kgの人が1万歩歩くと、消費されるカロリーは1500程度と言われる。これは平均的な成人が1日に摂取するカロリー量の半分以上である。身体の新陳代謝、あるいは生理的に必要とされる基本的なカロリーは1500程度と言われるが、普通の食生活に行い1日1万歩を達成していれば問題無いということが、お分かりだろう。
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