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| 夏山診療所は、万が一のためにもチェックしておこう。 |
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| 夏山ハイキングの季節到来。万が一のトラブルに備えて、夏山診療所の場所は確認しておきたいところ。 |
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多くの夏山診療所は、医科大の職員や学生の協力を得て地元や登山者たちの希望に応えるべく開設されている。最近でこそ県や地元の村といった各方面からの助成金などによって運営されている例もあるが、誕生当初は医師や医学生たちによるボランティア活動(医療機材や薬剤は持ち出し)からスタート……というものであった。
例えば岐阜大学医学部の場合、今年で40回を超える診療班を派遣することになっているが。 規模は9班編成で7月10日から8月末まで、海抜3000mを超える場所での診療活動となる(医師2名と医学生4名を1班編成としている)。同様に順天堂大学も過去40年以上にわたって診療班を派遣するという実績がある。現在では、主な医科大学が夏山診療所を開設している。
実際、現地に赴く医師と医学生たちの医術と自然に対する熱意と行動力には、頭の下がる思いである。また、慈恵医大救急部と信州大学医療情報部とに遠隔医療システムを導入したりと、最新の医療機材の導入と大学間の連携も積極的である。医学生時代に夏山診療所での活動を経験し、開業医となった医師が自らの経験とレポートを公開しているHPも発見できる
一方で残念なことだが、自分の体力や経験に見合った登山計画を練らないで診療所の世話になる登山者は多いとのこと。無理して山を歩き、山小屋に到着したとたんに体調を崩す、というパターンが1番に多いらしい。アウトドアという条件から、怪我といった外科治療が多い……と思われがちだが、全体の6割強が内科系治療ということらしい。
1番の多いのが『類高山病』で、標高3000m以下で起こる高山病のことである。類高山病は標高の低い場所でも体調の具合しだいで起こり得るもので、高地肺水腫を併発すると死亡する例もある。診療所の開設されている期間、訪れる患者の4人に1人が類高山病だという。中には危篤状態となってヘリコプターで搬送されるといった例も多いとのこと。夏山診療所に関わるスタッフによって命を救われた登山者は多い。できることならば、お世話にならないにこした事はないが、以下の場所で夏山診療所が開設される予定となっている。
| 日本アルプスにおける、主な夏山診療所一覧 |
| 山岳名 |
診療所開設場所 |
常勤医療チーム |
開設期間 |
| 白馬岳 |
白馬頂上宿舎 |
昭和医科大学 |
7/16〜8/20 |
| 三俣蓮華岳 |
三俣山荘 |
岡山大学医学部 |
7/26〜8/18 |
| 双六岳 |
双六小屋 |
富山薬科大学医学部 |
7/20〜8/20 |
| 鹿島槍ヶ岳 |
冷池山荘 |
千葉大学医学部 |
7/中〜8/中 |
| 燕 岳 |
燕山荘 |
順天堂大学医学部 |
7/中〜8/中 |
| 常念岳 |
常念小屋 |
信州大学医学部 |
8/1〜8/20 |
| 槍ヶ岳 |
槍岳山荘 |
慈恵会医科大学 |
7/20〜8/20 |
| 奥穂高岳 |
穂高岳山荘 |
岐阜大学医学部 |
7/20〜8/20 |
| 涸 沢 |
涸沢ヒュッテ |
東京大学医学部 |
7/21〜8/20 |
| 徳 沢 |
徳沢園付近 |
日本大学医学部 |
7/20〜8/20 |
| 西穂高岳 |
西穂山荘 |
東邦大学医学部 |
7/下〜8/中 |
| 上高地 |
バスターミナル付近 |
東京医科大学 |
4/27〜11/5 |
●日本アルプス登山に関する情報 長野県山岳総合センター TEL0261-22-2773 ホームページ
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