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| 健康のために、カロリー消費などとむきになって考えずに、トレッキングは無理なくマイペースで楽しむことを心掛けたいものである。 |
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昨今、健康のために良いとされるウォーキングとは、身体への負担が少ない長時間続行が可能な”ローインパクト(低衝撃)なエアロビクス運動”を意味する。そのエアロビクス効果を得るには、週3回以上+1回15分以上という指針がある。しかし、毎日を正しい歩きかたで過ごせば特別に構えて行う事はない……という専門家もいる。これは山歩きも同様で、日常生活でしっかり歩いていれば”山登りのための特別なトレーニングは不要”とも言えるだろう。
もちろん、本格的なクライミングやトレイル・ランニングともなれば相応のトレーニングや経験は必要となる。しかし、あくまでも一般の登山道をマイペースで楽しむというのなら正しい歩き方を知っているだけで良い、とうことである。ちなみに、健康のために『1日1万歩』という指針がある。体重65kgの人が1万歩歩くと、消費されるカロリーは1500程度と言われるが、これは平均的な成人が1日に摂取するカロリー量の半分以上にあたる。一方で、身体の新陳代謝、あるいは生理的に必要とされる基本的なカロリーは1500程度と言われ、普通の食生活に行い1日1万歩を達成していれば健康に理想的である、という考え方なのである。
では、ウォーキングのレベル。ペースについて考えてみよう。一般にタウンウォーキングとは、ゆっくりとしたペースで時間をかけて歩くレベルを言う。前述の『1日1万歩』を日常生活で行うのなら、この散歩程度で行いたい。一方、スポーツウォーキングとは会話が楽しめるレベルのペースで、近所の公園や河原などを目的地にして、やや速足で30〜40分のウォーキングをすることで、週2〜3回くらいが理想的とされている。1日1万歩がコンスタンスに稼げない……という向きには”歩く”という目的を作ってみよう。
一方、アウトドアにおける”フィールドウォーク”とは、低い標高の自然の中をゆっくりと気の向くままに歩くことを意味する。日常から離れた環境に身を置くことで、リフレッシュする効果もあって、トータルで5〜6時間程度歩くという定義がある。もちろん、十分な休憩をはさみながら、自分のペースで歩くことが大切である。これに標高が高くなり、体力に合わせた日帰り及び1泊程度の日程を組み、相応のウェアや装備が必要とされるのがトレッキングとされている。
以上はいずれもウォーキングの範疇となる。本格的なトレイルランニングとの違いは下の表を参考にしてほしい。それぞれの違いによって履くシューズも変わってくることも理解できるはずだ。
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ランニング |
ウォーキング |
| スピード |
速い |
遅い |
| 接地時の衝 撃 |
体重の3〜4倍 |
体重の1〜1.5倍 |
| 接地時間 |
約0.2秒 |
約0.6秒 |
| 目標への直進性 |
高い |
低い |
| 安定性 |
横ブレしにくい |
横ブレしやすい |
| 動作の違い |
両足とも接地(しない瞬間がある) |
両足とも接地(する瞬間がある) |
| 足指をあまり使わない |
足指をよく使う |
| 足裏の接地面積が小さい |
足裏の接地面積が大きい |
| 主に使う脚の筋肉 |
脚の後ろ側と太もも前部 |
脚の前側とふくらはぎ |
ちなみに、成人が安静時に消費されるカロリーは1分間で1kcalと言われる。ウォーキングでも、歩行速度の違いで消費カロリーは以下のように変化するという医学的なデータ(平均値)も好評されている。しかし、注意したいのは、歩く速度が早いと消費するカロリーが多いとものの、常に速く歩けるわけではない。長時間の歩行にともなって疲れてくる〜結果として、無理を続けて結果的に休んでしまうよりも、自分のペースで長続きさせることが1番効率が良いというデータもある。状況に合ったペース配分というものもある。
また、長時間の歩行によって失われるカロリー消費も具体的に判るだろう。ハイキングにおける補助食、あるいは水分の補給は必要不可欠ということも理解できるはずだ。各数字は個人差があるので、あくまでも目安と考えたい。
歩き方の
種類 |
移動距離
(毎分) |
歩行スピードの感覚 |
消費カロリー
(毎分) |
300kcalの消費に
必要な時間 |
| 散歩 |
50m |
ブラブラ歩き |
2.7kcal |
1時間50分 |
| 通常の歩行 |
75m |
意識しない普通の歩行 |
3.3kcal |
1時間30分 |
| 速歩 |
90m |
大また歩き |
4.2kcal |
1時間 |
| 急歩 |
120m |
大またで力強く息を切って歩く |
7.9kcal |
38分 |
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