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Camping
状況によって歩き方が変わる、重心位置も当然変わる。

 山を歩くには、街の歩く場合と違い、状況に応じた歩き方をする必要がある。もちろん、履く靴だって変わるし、相応の荷物を背負ってのハイキングである。フォームや重心の移動の具合、足裏の感覚……意識しっぱなしはやりすぎだが、ペース配分や歩き方に意識を持って、楽しく安全に考えて歩き続けるというのは大切なことである。

 一般に、山の歩き方で言われているのは、一定のペースで歩き距離を稼ぐ・歩数を多くする・衝撃の少ない歩き方をする・膝のクッションを効かす・スリップしない様にする・体重移動をスムーズにする……といった項目が浮かぶ。簡単にいえば、不整地を確実に踏破するという意識を持つことである。実際、普段は雪の積もらない都会で降雪があると、転倒して怪我をした……というNEWSも、ままある。不整地は普段歩く場所とは違うという事を知っておきたい。

 具体的には、疲れないスピードで歩く、比較的小股で歩く、足裏全体を接地させ、両足が接地した後に次の一歩を踏出すという基本を知っておこう


シチューエーション別歩行のコツ。
状 況
重 心
歩き方のポイント
●緩やかな登り斜面  比較的登山道が広い登り道の場合はジグザグを切りながら、なるべく平坦に歩く。
 登山道が狭い場合一歩ごとに腰を回転させながら左右に歩く方法もある(冬山でアイゼンを付けた時にも有効)。
●傾斜の急な登り  傾斜が強くなるほど歩幅を狭くし、負担を軽減する。足の接地面を広げ重心を安定させる為V字に開いた足の角度を広げる。
 前に進む事より垂直に上がる事を意識すると良い。苦しい登りでは、足をゆっくりと接地させる感覚を持つのがコツとなる。
●段差の無い下り  下り道は、一見楽そうであるが、筋肉痛や膝の故障の原因になりやすくテクニックが必要となる。
 足をV字に開き、膝のクッションを十分効かす事が肝心となる。足指の付根辺りで重心をとる感覚を持ちたい。停止する場合は、急に止ろうとせず足踏みする様にすると良い。
●段差のある下り  大きな段差は岩場などの登山道に多い。足の靭帯などを傷めやすいので、注意が必要。
 その場合、無理をせずに膝を深く曲げて、十分腰を落とし、手を補助に使て慎重に下るようにしたい。さらに段差が大きい場合腰を下ろして下るようにしよう。
●岩場・ハシゴ  よく言われる『3点確保』が基本となる。両手両足の内3点で体重とバランスを取り残る一点でホールド(手掛り)する。
 足に体重が掛かる様に上半身は岩からある程度離す。ビギナーは密接させすぎるきらいがある。岩場のクサリなどは、頼らずにあくまでも補助として使たい。


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