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Kaigai
最新の海外スキー情報が欲しいなら、イベント参加は身逃がせない!

会場にはスキー、ウェアの最新モデルもディスプレイされていた。海外スキーツアー相談窓口も併設され、具体的なプランを練ったり、説明を受けている参加者も多かった。

 10月29日、あいにくの雨の日曜日となったが東京・有楽町で開催された「海外スキーフェスティバル2000 カナダとスイスを滑る」は、海外スキーに興味のあるスキーヤーが集まった。海外スキーというと、スキー歴の長い人が中心という気もするが、若者のグループも意外と多く、予想を上回る人出となったようだ。ちなみに、会場におけるアンケート調査によれば、海外スキーあるいはスノーボードの経験者は全体の40%ほどとのこと。
 よみうりホールで午前11時会場〜12時開演となったプログラムは、スイスやカナダの各スキー場のプロモーションフィルムを上映した後に、最新スキー場情報の紹介がされた。また、トークショーにおいては、海外スキーのベテランとして海和俊宏氏、岡部哲也氏が登場。選手時代に訪れたスキー場の印象、引退後に訪れて改めて知ったスキーの楽しみまで、これまで紹介されなかった数多くのエピソードを披露した。
 最後に行われた抽選会では、カナダとスイスのスキーツアーがペアで1組づつ、サロモン・スノーブレード、アシックス・スキーウェアといった商品が当る抽選会が開催された。
 また、会場には主催する「海外スキー協議会」に参加する各旅行会社の資料、後援するスイス政府観光局、カナダ政府観光局、ブリティッシュ・コロンビア州観光局及びアルバーバータ州観光局の用意した資料が用意されていた。全ての資料を持ち帰るとなると、デイパックが満載となる量で、海外スキーツアーの情報は質・量の点で共に満点となるイベントであった。
「これだけの量のパンフレットと資料を集めるとなると1日や2日じゃ無理でしょう?」
 と、夫婦で参加されたスキーヤーが言っていた。

海外スキー入門はカナダ・バンフから、スイスの人気はすっかり定着。

 スイス、カナダでのスキーの魅力を紹介されたプロモーション・フィルムの上映後は、海外スキー協議会からのPRがされた。会場の参加者は熱心にメモをとる人も多かった。パンフレットや資料では語りつくせない魅力に満ちた海外スキーだが、2000/2001シーズンは以下のポイントをチェックしておきたい。

【スイス】
 一時期、カナダやアメリカ、その他ヨーロッパのスキー場に人気が移った、とも言われたスイスだが、実は'90年代は毎年20%の比率でスキーが目的で訪れる観光客が増えている。その原因として、以前の”スイスでスキー”ならツェルマット、サンモリッツ、グリンデルワルトといったお馴染みのスキーが主流だったが、リピーター客はクランモンタナ、ベルビエ、あるいはラークスといった、スイス各地のスキー場に注目しているからだという。
 もちろん、スイスは通年リゾートとしても知られているし、観光インフラの整備といった面でも世界有数のクオリティを誇る国である。それだけに、スキーツアーも以前のパックツアー・スタイルから個人パッケージ、あるいはオーダーメイド・ツアーの参加者がぐっと増えているとのこと。これも、安全に楽しめる観光立国ならではの魅力だろう。
 さらに、以前のスイスは”物価が高い”というイメージがあるが「円高。スイスフラン安」が進んでいる。今回のプローモション・フィルムでも買いものを楽しむシーンが登場したが、上映した後に画面に登場した金額を訂正する説明もあった。
 また、今回配布された資料でも説明されているが、例えスキーをしなくても冬のスイスはウィンターリゾートを満喫できる。無論、買い物や食べ歩きは当然なのだが、ウィンターハイクを楽しむ人が急増しているとのこと。ウィンタースポーツはスキーだけにあらず、というのがスイスの売りでもある。
 ちなみに、スキーヤーのための細かいサービス体制としては、インターネットから好みのレンタルスキーの手配やスキー場のコンディションの確認できるなど、積極的に行っている。

●スイスでのスキーに関する問い合わせ スイス政府観光局 03-5401-5406 FAX情報サービス 03-3249-7210(東京)、06-6411-1100(大阪)*共にコード#3770

【カナダ】
 成田空港から8時間30分でバンフ着。クルマで2時間ほどで到着するウィスラー/ブラッコムは、日本から身近な海外スキーエリアとして、すっかりと定着した。八方尾根スキー場の約14倍という規模を誇る、アメリカ西海岸有数のリゾート地として知られる。1999/2000年のシーズンは200万人を越えるスキーヤーが世界各国から訪れている。日本から訪れるスキー/スノーボーダーの占める割合は若者を中心に安定した人気を持っている。世界に知られたリゾートホテル、シャトーウィスラーから長期滞在ならリーズナブルに利用できるコンドミニアムまで、予算に応じた選択幅は極めて広い。
 しかし、カナディアンロッキーの大自然や、本当のカナィアン・スキーを満喫するならば、1988年に冬季オリンピックが開催されたカルガリーからアクセスする、カナダで最も古いスキー場であるマウント・ノーケイ(リフト架設は1908年)、105のコースを誇るレイク・ルィーズ、標高2700mに位置するサンシャイン・ヴィレッジがお薦めとのこと。ここを滑らなくては「本当のカナディアン・スキー」を楽しんだとは言えないとか。
 また、カナディアン・ロッキーの大自然を楽しむアウトドア・スポーツも忘れてはいけない。犬そりでのツーリングやオーロラ鑑賞ツアー、ウィンター・トレッキングなど、魅力的な企画も多い。

●カナダにおけるスキーに関する問い合わせ カナダ観光局(C.T.C.)  FAX情報サービス 03-3249-7210(東京)、06-6411-1100(大阪) *共にコード#3070

海外だから、特別な気負いは必要無し! 自分の世界が持てるのだ!

 今回のトークショーに出演した両名の海外スキーに関するコメントの一部を紹介しよう。両氏共に、現役選手時代(共にスキー・ワールドカップの第1シード経験者である)には1年の大半を海外スキーエリアを過ごしていた「海外スキーのベテラン」である。
 もちろん、現在も撮影モデルやスキー競技解説などの仕事で海外渡航は日常茶飯事である。両氏共に”好きなスキー場は日本のということになるが、日本と海外のスキーを比較していけない”という意見を持っている。
 また、スキーが目的でなくても”何か新しいモノ”が見つかる、と断言していたのが印象深かった。

海和俊宏
「現役時代はレースバーンばかり見てました。正直に言うと、1人で海外を転戦していた頃は思い出深い風景とか、印象深いスキー場ってないですよ。それを知ったのは引退してから、初めてカナダでヘリスキーを経験したときからです。”あ、こんな自分だけのスキーの世界がある”という発見をしました。それこそ新雪が積もったら、朝1番で山に登って、初めてシュプールを刻む……みんな競争して山に登りますよね。笑顔で滑っている自分がわかるんですよ。
 おかげで、引退してからのスキーでした怪我の方が多いのです。それだけ夢中に滑っていることなんですね。だから、万が一にそなえて、海外旅行へ行くには保険は絶対に入りましょう。私自身、かなり助かってますから(笑)。
 それと、日本でスキー場に行くとスキーしかしない(できない)のですが、ヨーロッパのスキー場ではスキー以外に楽しめること、やれることがたくさんあります。ご夫婦でスキーに行って、奥様がスキーができなくても十ニ分に他のしめます……そういった感動は言葉にするのは難しいのですが、1度体験すればわかっていただけると思いますよ。」

岡部哲也
「スイスもカナダも好きです。カルガリーはオリンピック代表選手として訪れた場所ですし、スイスはワールドカップ転戦であちこちに行きましたし。僕自身、初めての遠征は海和が単独で行かれたのと違ってコーチやチームでの行動でした。
 でも、一人で食事に出かけたり、ランニングに出るでしょ。東洋人って珍しいんです。海和さんの時代なんて、ランニングしてると地元の子供が追っかけてくるんですから……だから、最初は身振り・手ぶりのゼスチャーで。そのうち、みんなフレンドリーですから判ってくれるんです。そうなると、もっと楽しくなりますよ。
 それと今、子供のためのスキーレッスンに力を入れているのですが、海外のスキー場にあるスクールは進んだシステムを持っています。日本のように”教える”という接し方ではなく”一緒に楽しみましょう”というスタンスで接しています。だから、スキーに不慣れな家族連れでも不安なく過ごせますよ。」


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