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| 航空運賃を抜きにすれば、海外スキーツアーは割安感が強い。 |
最近の新聞発表によると、この年末・年始、つまり20世紀末〜21世紀にかけての海外渡航を予定する日本人の数は史上空前の数を記録するとのこと。一部では「景気の回復……」という見方もあるが、やはり”ミレニアム”ということが拍車をかけていると解釈して良いだろう。
前回、海外スキーツアーの魅力について「日本では体験できないゲレンデの規模」を魅力の1つに挙げたが、物見遊山の観光旅行から目的を持って海外へ……というリピーターの最たるものが海外スキーツアーといことにつきる。また、航空運賃の出費という面があるものの、滞在費そのものは日本国内旅行より割安という事実が”決断の条件”となっている例も多いようだ。
例えば、温泉宿で1泊2食付きで1万数千円、場合によっては数万円もの出費を覚悟しなければならない事も多々ある。一方、海外の場合は長く続いた円高に伴う割安感もあって、気軽に行ける雰囲気は強い(もっとも、豪華さを望めば際限はないのも事実だが)。
ちなみに、下の表はヨーロッパ及び北米のスキー場のリフト券の料金の1覧である。リフトのみならず、ゴンドラやスキー場間との連絡用シャトルバスの利用など、その条件は異なる場合もある。一がいに同一条件での比較とはならないが、リフト乗車だけに限定されることはない。しかし、数日券の設定からも、これまた割安というイメージがあるのではないだろうか?
主要海外スキー場のリフトチケット比較
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スキー場名 |
リフトチケット料金(邦貨換算) |
| スイス |
ツェルマット |
約\22、000(6日間) |
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グリンデルワルト |
約\19、000(6日間) |
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サンモリッツ |
約\22、000(6日間) |
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フリムス/ラークス |
約\20、000(6日間) |
| フランス |
ヴァルディゼール |
約\23、000(6日間) |
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シャモニー |
約\20、000(6日間) |
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メジェーヴ |
約\20、000(6日間) |
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ヴァルトランス |
約\22、000(6日間) |
| イタリア |
マドンナ・ディ・カンピリオ |
約\18、000(6日間) |
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コルチナ・ダンペッツォオ |
約\23、000(6日間) |
| オーストリア |
サンアントン |
約\21、000(6日間) |
| スペイン |
シェラネバダ |
約\24、000(6日間) |
| カナダ |
ウィスラー/ブラッコム |
約\26、000(5日間) |
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サンシャインヴレッジ |
約\19、000(5日間)*レイクルイ-ズ、Mt.ノーケイと共通 |
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ジャスパー |
約\18、000(5日間) |
| アメリカ |
ジャクソンホール |
約\28、000(5日間) |
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ヴェイル/ビーヴァ-クリーク |
約\32、000(5日間) |
| 国内スキーでの数十日分の滑走量に匹敵するスキー体験が可能。 |

よく、海外スキーに行けば1週間で日本国内の数十日分の滑走量が稼げる、と言う人がいる。滑走コース距離の長い海外スキー場を評する例としてポピュラーだが、こればかりは行ってみないことには理解できないかもしれない(1度行ってみれば、納得できるのだが)。
以前にも紹介したが、アウトドアスポーツにおける「バックカントリー・ブーム」はスキーとて例外ではない。むしろ、バック・カントリーとはスキーのために存在すると言っても過言ではない。
例えば、北米のスキー場における、早朝スキー「フレッシュトラック」は文字通り誰も滑っていない斜面に自分のシュプールを刻むもので、朝食とセットになった専用チケットを用意するスキー場もある。さらに「バックボール」と呼ばれる深雪のエリアは、バックカントリー・スキーイングの醍醐味を教えてくれる。他にも、日本では特別視される、へリスキーや雪上車でバックカントリーに出向くツアーもポピュラーとなっている。
ヨーロッパも同様で通年滑走可能な氷河コースを含め、アルプスそのものがバックカントリーと称してもよいかもしれない。逆に整備された国境越えコースもあるが。
いずれにせよ、スキーの質・量共に求める向きには海外スキーツアーの体験は1度お薦めしたい。スキー及びウィンター・リゾート、あるいはアウトドア・スポーツ本来の楽しみ方を確認する意味でも……。
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