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| 国境越えてイタリアへ滑り込む! ツェルマットは裏切らないスキーエリアだ。 |
ヨーロッパアルプスでのスキー、という代名詞的存在がスイス・ツェルマットである。と言うと、古典的なスキーリゾートというイメージがあるが、そうではない。ツェルマットのスキーエリアは大別して3つに分けられる。
マッターホルン(標高4,478m)の景観が1番に楽しめるロソーン(Rothorn)〜スネガ(Sunnegga)、4,000m級のヴァリス山脈に囲まれたゴルナグラート(Gornergrat)、そして最もマッターホルンによった場所でイタリア側のチェルビニア(Breuil-Cervinia)へ滑り抜けることができるクラインマッターホルン(Kl.Matterhorn)……これらのエリアの下部、ベースタウンとなるのが標高1620mにある街がツェルマットである。
全体的に広いコース幅と緩やかな斜面で構成されていて、世界各国のあらゆるレベルのスキーヤーが楽しめる。もちろん、オフピステや急斜面といったバラエティに富んだスキーエリアだ。ちなみに、標高3,885mの最も高い位置、クラインマッターホルンから麓の村までの標高差は2,200m。コース最長距離は16kmを越える。
また、3月以降ともなれば、ガイドを伴ってのヘリスキーで国境にあるスイス最高峰・モンテローザ(4,634m)からの氷河滑走が可能である。クラインマッターホルンのエリアと合わせて、ツェルマットは1年365日滑走可能な通年スキーエリアである。
| ツェルマット・スキーエリアの索道施設 |
アプト式登山鉄道
地下ケーブルカー
ロープウェイ
ゴンドラ
チェアリフト
スキーリフト
総延長 |
1
1
15
7
15
35
71.1km |
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ツェルマットのスキーエリアは、イタリア側を含めて、リフト及びゴンドラの総計は74基(1時間当りの輸送能力は76,400人)、スキーコース総延長は245km(コースとして表示してあるところのみ)となっている。それこそ、数日間で全てを滑りきることは至難の技となるだろう。
ちなみに、ツェルマットとチェルビニアは共通のパスで、6日間で約22,000円。9歳以下は無料、満16歳以下なら50%OFFとなっている。また、高齢者割引、シーズンオフ割引といった設定もされている。
| ガソリン車は不可の国際的観光地である。THE
CLASSIC MOUNTAIN RESORTの意味とは? |
マッターホルンの麓は世界でも屈指の観光地であるが、内燃機関(エンジン)を動力とする乗り物の出入りを規制している事でも有名である。交通手段は電気自動車、ソーラーバス、そして馬車である。
ジュネーブ空港から約4時間、チューリッヒ空港から約5時間、ミラノから数時間の移動で到着することができる。クルマでのアクセスはターシュ(Tasch)の駐車施設(屋内2000台、屋外1200台)を利用し、列車またはタクシーでアクセスということになる。このシステムは、いち早くツェルマットが採用したもので、自然環境保護が問われる昨今では、各国のスキーリゾートで採用している。
THE CLASSIC MOUNTAIN RESORTと呼ばれる、ヨーロッパアルプスのリゾートの一つであるツェルマットは各スキー場との連名で以下のような声明文(ドイツ語、英語、フランス語、イタリア語、スペイン語、そして日本語)を発表しているので紹介しておこう。
「アルプスの最も有名な山岳リゾート地には共通の考えがあります。その質、伝統はこれらリゾート地の開発の前から確かめられています。由緒深いリゾート地の下で行き届いたもてなしと、無類の可能性を持った休暇を楽しむことが出来ます。 『ベスト・オブ・アルプス』の看板の下でこの考えはいつまでも守られるでしょう。 この独特な、そして贅沢な休暇体験はいつまでも美しいアルプスの山々の自然に約束されています。」(以上、原文のまま掲載)
海外スキーでスイスといえば、ビギナー向きのポピュラーなツアーと考える向きがあるかもしれない。しかし、あのマッターホルンを見下ろして滑ることのできる、ほぼ無限と表現しても差し支えることのないオフピステ。スキーでイタリアへの国境越えをする醍醐味(イタリアで買い物や食事をしてスイスへ戻る、というパターンが人気)と、一言では表現できない楽しみが待っている。
最近はスイスの各スキーへ出向く日本人スキーヤーは多いが”ツェルマットにつきる”という声も多い。しかし、そればかりは実際に行って確認するしかないのだが……。
●ツェルマットに関する情報、問い合わせ先 SKI IN ZERMATT Page Of Switerland スイス政府観光局
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