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| 2001のスキーシーズンは終わらない。氷河コース、オフピステ、南半球が待っている。 |
今シーズン、日本全国のスキー場は降雪に恵まれ、毎年のように言われていた『雪不足』という声は聞かなかった。
ここ10数年は春休みでゲレンデクローズ、というパターンだったスキー場も『今年は5月の連休を過ぎても大丈夫です』と太鼓判を押すほど。スキーヤーにとって、21世紀の幕開けは長いスキーシーズンという贈り物になったようだ。
一方、海外に眼を向けると、年末〜年明けの大寒波というNEWSがあった北米も長いスキーシーズンとなりそうだ。逆に『雪不足』でW-CUPレースの開催延期や中止もあったヨーロッパであるが、メインとなるスキー場上部の広大なエリアは問題無し。氷河スキーの解禁も例年通り、すでに各国のスキーヤーが訪れているようだ。
さらに、南半球に眼を向ければ、我々日本人にはお馴染みのニュージーランド、オーストラリアへのスキーツアーもある。
また、日本の一部のスキーでもライセンス制でオフピステ開放が話題となったが。整地されたピステから飛び出すつもりならば、スキーエリアの選択肢はさらに広がる。
ここで、少々のおさらい。以下のルールを厳守するつもりならば、オフピステでの滑走は現実となるということを肝に銘じよう。
●監視の行き届いたオンピステを滑ることは、危険が少ない。逆にオフ・ピステは、自分の意志で”安全なピステを離れた”という自覚が必要。スキーヤーは『頼りになるのは自分だけである』ということを知ること。
●自分の安全を確保するだけではなく『他のスキーヤー安全にも気を配ること』。例えば、雪庇をダイブすることによって、その下にあるバーンを雪崩の危険にさらすことは許されない。
●誰も滑ったことのないピステには、パトロールも来ない。もし、そういった場所へ出向くのなら、誰かにそこに行ったということを知らせておくこと。『自己責任とは、自分の行為を他人に認めさせてのこと』である。
●オフピステでのスキーとは、無謀な賭けなどではない。そのための装備、天気予報を含む各情報、地元のインフォメーションなど『準備万端という状態で』臨みたい。
| ガイドを頼んで氷河スキーをするなら……技術よりも体力! |
初めての氷河スキー、オフピステでのスキーならガイドを伴ってのグループ(大体4人以上)参加がベスト。
ヨーロッパでも、ガイドを伴わないグループでの行動はライセンス制となっている。ちなみに、ガイドツアーでのスノーボード(とくに日本人)は、左右の脚が別々に動かせない禁止となっているようだ。
例えば、テレキャビンが運航される4月から人気を集める『シャモニー〜クールマイユール間(エギィ−ユミディ経由)』のガイドツアーの場合。体力があればSAJ2級程度のテクニックで参加資格は十分。
途中、30〜40度の急斜面や、所々で新雪も楽しめるというコンディションである。日本での春〜夏スキーにおける条件よりも滑りやすいことは確かである。
もし、競技スキーを志しているスキーヤ−ならば、スイスとイタリアの国境近くのパッソデロステルビオの氷河は6〜10月までオープンしている。この時期はイタリア、スイス、ボスニアなど、近隣のナショナルチームがトレーニングしている場所として有名だ。
日本からの短期スキー留学の受け入れも行っていて、ジュニアレーサーから熟年レベルまで、多くのスキーヤーが参加しているのである。
一方、日本により近い場所とあらば、カナダ・ウィスラーだろう。ブラッコム地区の氷河スキーのオープン期間は、ウィスラー・エリアのスキー場がクローズ後の、6月12日〜8月7日となっている。
夏休み前のため、休みは取りにくいかもしれないが、梅雨期間のうっとうしい日本を抜け出してスキー……という計画はお勧めである。
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