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| 21世紀のスキー競技のありかたはスキークロスにあり? |
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HOT DOG、Fire & Ice ……スキー映画の快作が、やっと現実のものになったのだろうか。21世紀のスポーツシーンは過激さがキーワードとなるか?
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以前、新世代のスキースポーツと呼ばれるモーグルの歴史はけっこう古いと紹介した。ダグラス・クープランドの『ジェネレーションX』に端を発したX-GAMEとて10年の歴史を持つ様にまでなってしまった。X-GAME
という概念も”80年代の良い子”的なヤッピー文化に対するアンチテーゼとして生まれたのだから、21世紀のスポーツシーンの世代交代は確実に進んでいる。
実際、昨年開催された『X Games』は、3大ネットワークのひとつABCとESPN、ESPN2によって全米2,500万世帯をカバーし、30万人が実際にイベントに参加し、かつ20時間半放映された。時代を担う5歳から15歳の『Yジェネレーション』にとっては、MBA、NBA、NFLを超えたスポーツイベントであるという。彼らにとってのナンバー1のアスリートとはタイガー・ウッズやマイケル・ジョーダンではなく、トニー・ホークという調査結果が出ている。ちなみに、1999年のベースボールのプレー人口は100万人だが、その2.7倍の270万人が実際にインライン・スケーティングを楽しんだという数字がでている、この差は21世紀となった今、さらに差がついているとのこと。
スキースポーツでも、その影響は出ている。今シーズンよりF.I.S.(国際スキー連盟)公認競技となった『スキークロス=SX』である。この競技ルールはX-Gameから派生した。初めて公開されたときには、DHスペシャリストでお馴染みのロブ・ボイド(カナダ)とX-Gameを代表するショーン・パーマー(USA)の、今風なら”ガチンコ対決”が披露されたのだから話題にならない訳がない。出場選手の顔ぶれは男女共に各国ナショナルチーム経験者(あるいは現役)が一同し、黎明期の競技とは思えないレベルであったことは記憶に新しい。その昔、日本でも劇場公開されたスキー映画『ホットドッグ』における”チャイニーズ・ダウンヒル”がそのままスキー競技になったのだからたまらない。
さて、オリンピック競技の正式競技化となる条件は、統一された競技ルールの確立・定期的な世界選手権の開催実績及び一定の競技人口がいることである。昨今、オリンピック競技の競技数は縮小の方向に向かってはいるが、このスキークロスは正式競技化への動きもあるようだ。今シーズン、F.I.S.公認のスキークロスは、11月30日〜12月1日のフリースタイルスキー・テーニュW-Cup(フランス)、12月6日〜8日のサウゼ・ドルクス、12月13〜15日のマドンナ・ディ・カンピリオの3戦が開催予定となっている。
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