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| エルニーニョの発生確定。2002/03スキーシーズンは暖冬なの? |
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| 全世界規模で言えば、温暖化という危機は否定できないけれど……。 |
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この秋、インドからオーストラリア、中国中部、あるいはカナダ西部などの少雨、ペルー、中国南部の多雨はエルニーニョの影響いう見解が見られている。去る12月20日、気象庁は東太平洋南米沖の赤道付近の海面水温が上昇し、世界的な異常気象の原因とされるエルニーニョ現象が、今年春から起きていることが確定したと発表した。
気象庁によれば、エルニーニョは海面水温の5カ月間の平均が、基準値より0.5度以上高い状態が6カ月以上続いた場合としている……今年は2〜6月の平均水温が0.5度高く、その後も徐々に上昇し、7〜11月は1.0度高くなり、その定義を満たしているとのこと。12月10日の時点で、現在のエルニーニョ現象は少なくとも来春まで続くと予測されている。
ちなみにエルニーニョの発生となると、日本では冷夏・暖冬になることが多くなる。気象庁発表による”この冬の天候見通し”でも北日本で平年並みの他は気温は高い見込みという。しかし、実際には11月の連休にいちはやく仮オープンしたスキー場、12月に入ってからは九州北部の上空を覆った寒気、冬型の気圧配置がより強まった東北地方の NEWS が耳に入っている。また、例年よりも早く降った首都圏の初雪も記憶に新しい。
実際には、全国のスキー場も積雪が見込まれて、予定通りのオープンで新シーズンを迎えるところが大半の模様である。例えば、スノーメイキングマシーンをメインとする八ケ岳周辺のスキーエリアでも20cmの降雪を記録するなど、今の時期としてはかなりの大雪となったようだ。しかも、雪が降り止むと冬型の気圧配置となり、今度はスノーメイキング・マシーンによって、全コースのオープン見込みとなったとか。
12月12日の時点で、上空に居座る強い寒気の影響が続き東北地方、とくに青森県内では津軽地方を中心に大雪となり、青森市で81cmの積雪となった。青森地方気象台によれば1953年に降雪量観測を始めて以来の最高記録とのこと。同気象台によれば、雪は小康状態となるが、冬型の気圧配置が続くと予測を立てている。もっとも、本格的な冬の訪れを伝える、札幌のササラ電車初出動は12月13日で過去15年年間では最も遅かったが……。
さて、記憶に新しい事だが、気象庁が”平年並み”と表現する根拠である過去20年間の気象データが書き換えられている。確かに、過去20年は暖冬が比較的多かったが、それだけで”温暖化”と叫ぶのは早計というものかもしれない。スキーヤーならば暖冬は願い下げである。また、過去に暖冬、暖冬と評されたものの、積雪量は極めて多かったという例もたくさんあった。単に『気象庁が暖冬と発表……』を鵜呑みにして、肩を落としてはいけないのである。
●気象庁天気相談所 TEL03-3212-3301(AM9〜PM5、無休) ホームページ
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