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Kaigai
21世紀型の新スキー競技。それがスキークロスである!



フリースタイルスキーの競技種目からバレエが消え、このスキークロスが組みこまれた。潜在的な競技人口が見込まれ、TV中継向きと呼べるスリリングな展開……まさに時代の申し子とも呼べる存在ではないだろうか?

 2002/2003シーズンに向けて、スピードが出やすく、かつ高速でもバランスがとりやすいように設計したスキークロス専用のスキー板が販売された。スキー競技と言えばアルペンあるいはモーグルといった種目が花形とされているが、今シーズンはF.I.S(国際スキー連盟)公認競技としての『スキークロス』が本格的に台頭してきた。

 コブ斜面やバンク、ジャンピングスポットあるいは急激なターンと、多数ある特設コースを集団で滑走し順位を競うことから、スキー板にはスピード性能や安定性などが求められる。その発想は自然のコースをモーターサイクルで駆けるモーターサイクル・クロスカントリー(モトクロス)がスタジアムにコースを設置して開催する”スーパークロス”そのものである。

 実際、各スキーメーカーからは、その競技特性に合わせた仕様のスキーが登場してきた。その性格はスラロームあるいはジャイアントスラローム用スキーの開発にも通じるものがあり、従来モデルと比べて進化したモデルも多い。整地されたバーンでベストラインを狙うのがアルペン競技用モデル。それに対し、スピードや滑走性が求められるのと同様に滑走ラインを自在に操れる柔軟性、耐久性とシビアな機能が求めれている。そういった意味でも、スキークロス用モデルはスキーの新しいパフォーマンスが求められる存在と呼べる。

 少々古い話であるが、誕生当初のアルペンスキー競技

 本来は、ご存知の通り、X GAME Winter の1種目に端を発したものだが、スリリングな展開と観客を沸かすという意味で一気に認知されたという次第。今シーズンは世界各国から90名余りが、昨年11月30日開催の第1戦のティーニュ(フランス)大会にエントリーした。上位32名を目指して予選のタイムトライアルが行われた。ブルッギ・ジャスパー(SWE)がでトップで予選を通過したこの大会。日本勢は瀧澤宏臣が8位、北村明史が23位、秋庭将之が26位、上野雄大が32位で予選を通過した。

 32人を4人×8組に分けてのトーナメントでは、予選6位のトーマス・クラウス(チェコ)。瀧澤宏臣がセミファイナル敗退したものの8位に入賞している。当初は、フリースタイル・スキークロスFISワールドカップとして全4戦が予定されていたが、第2戦ラークス(SUI)大会が1月18日開催と全2戦の開催に終わった。その第2戦は、瀧澤宏臣(ディナスターSC)が2位入賞を果たし、秋庭将之が25位、北村明史が28位という結果であった。

 それだけに、参加した選手は相応の手ごたえを掴んだようで、スキークロス・シーンにおける日本人選手が一大勢力となることを期待したいところである。また、このW-Cupはヨーロッパにおける競技であるが、願わくば本家である X-GAME の冬季大会にも殴りこみをかけて欲しいものである。

●スキークロス W-Cupのリザルトは国際スキー連盟公式HPまで


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