彼の開発した『FIVE TEN ステルスラバー』はイタリアのクライミングシューズメーカーに認められ、そのステルスシートも、クライマー自らソールを張り替えられるようになるようになっていった。ブランドを問わず、スティッキーラバーを張り替えることを可能になったため、世界各国のいクライマーは FIVE TEN を認める事になったという訳である。 1985年後半には、ハイブリッド・クライミングアプローチシューズは、荒れたアプローチやがれ場をカジュアルに歩けるということを常識にしてしまい、アメリカ人のクライマーやアドベンチャーにとってはファーストチョイス (第一選択) となってしまった。現在、大半のロッククライミングシューズとアプローチシューズの一部が米国工場で生産されている。
ちなみに、現在のクライミングシューズの特長にもなっているダウントゥ、ヒール・プル・タブ、ヒールスリングショット、S字型カーブ & ジャックレーシング、ヴェルクロ、ジッパークロージャーなどは、全て FIVE TEN がはじめたものである。また、更なる革新的進歩として 「Prism (プリズム)テクノロジー」 、 「ステルス HF (ハイフリクション) ラバー」 が2001年のアウドドア・リテイラーサマーショーで発表され、パテントを獲得している。
2002年7月、FIVE TEN は更なる品質向上とニーズに応えるべく、新工場を設立されたた。そして、2003年からは日本における販売代理店は、あのキャラバンとなった。クライマー、アウトドアスポーツマンにとってはより入手しやすい体制となったのが喜ばしい。ウォーターシューズやキャニオニングシューズなども、実は知る人ぞ知るベストセラーである。また、アイディアの点でスポーツシューズの最先端を行くだけあって、魅力的なデザインのアクセサリー類も登場することを期待したい。