【飲泉の諸注意】
温泉はただ飲めばよいというものではなく、飲用上の注意がある。詳細は、実際に利用する各温泉施設での注意書きを参照にしてほしい。 |
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湧き出した直後の、できるだけ新鮮なものを飲むようにしたい。時間とともに有効成分が失われ、効果が弱くなる場合もある。 |
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泉質によって一定の飲み方がある。薄めて飲むもの、症状によって飲んではいけないものがあるので注意したい。 |
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一気飲みは避ける。ゆっくり味わうようにして飲む。急に飲むと気分が悪くなったり、下痢を起こす成分の温泉もある。 |
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飲泉でも湯あたりすることがある。その場合は量を減らす。 |
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1回分は湯呑み茶碗1〜2杯で、1日に2〜3回飲む。泉質別の用法用量をきちんと守る。 |
【飲用に利用される温泉の種類と、その効用】 |
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炭酸泉 |
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粘膜の血管を拡げる作用があるので、胃腸の運動を促進し、胃液の分泌を盛んにする。慢性消化器疾患、慢性便秘によい。清涼飲料水として使うのにも適している。 |
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重炭酸土類泉 |
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腸内の異常発酵で生ずる余分な酸を中和する働きがある。鎮静、消炎作用もあり、尿酸の排せつを促すので、痛風、リウマチによい。慢性消化器疾患、アレルギー性疾患に適応。 |
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重曹(じゅうそう)泉 |
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胃酸を中和し、胆汁の分泌を高める。慢性消化器疾患、慢性肝胆道疾患、痛風によい。慢性気管支炎、咽喉炎には吸入に用いる。 |
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食塩泉 |
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胃腸の運動を促進するので、「胃腸の湯」といわれている温泉がたくさんある。効能は慢性消化器疾患、慢性便秘。弱食塩泉は刺激が緩和な泉質なので、虚弱児や老人に適している。 |
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硫酸塩泉 |
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芝硝泉、石膏泉、正芳味泉の三つに分けられる。いずれも胆汁の分泌を促し、腸の運動を亢進させ、動脈硬化を抑制する作用がある。「中風の湯」「疵の湯」といわれてきた。肝胆道疾患、便秘、肥満症、痛風、婦人病によい。 |
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鉄泉 |
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炭酸鉄泉と緑ばん泉とがある。貧血や病後の回復期に最適。 |
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酸性泉 |
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薄めて慢性消化器疾患に。 |
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明ばん泉 |
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酸性明ばん泉と酸性明ばん緑ばん泉とがある。酸性泉に準じた効果があり、特に銅などの金属成分を微量含んでいる後者は貧血に効く。 |
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放射能泉 |
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俗に言うラジウム泉。ラドンを一定量含有しているので、吸入療法でリウマチ、神経痛、痛風などに使用する。 |