| 浴槽の湯の種類 |
| 源 泉 |
何の手も加えずに浴槽に温泉を投入している場合。複数の浴槽があるときでも、1カ所だけでも源泉のままの浴槽があるのが理想。 |
| 源泉100% |
加水で温度調節や増量をしないで温泉を使用。上記の『源泉』と似ているが、循環の場合もある。 |
| 掛流し |
投入する湯量が豊富で、浴槽から溢れ出している状態。常に新しいお湯に触れられるので、泉質こだわり派が最も重視するポイント。洗い場の床が濡れている・洗い場の床が析出物で変色している・浴槽にめいっぱい湯が溜まっている・浴槽の縁に排水用の溝が切ってある。以上の点をチェックしたい。源泉からの掛け流しが理想であるが、加熱や加水された湯の場合もある。 |
| 循環濾過 |
本来は源泉を投入する直前に湯ノ花などを取り除くのが濾過作業だった。ところが、この循環濾過はお湯の使い回しであり、24時間風呂の理屈である。源泉の湧出量・配湯量が少ない場合に行われ、湯量が豊富でも衛生管理のために一部をわざと循環濾過していることもある。
本来は浴槽環境を清潔に保つためなのだが、掛流しならばその必要は無い。最近は源泉固有の濁り・色・匂いといったものを取り除くためにも使われ、源泉の個性を失われせている。その循環濾過のサイクルで温泉の成分は徐々に濾過材に吸収さ元の成分とはか温泉となってしまう(元来、温泉成分は空気に触れて酸化する)。
最近話題となっているレジオネラ菌も、数日もお湯を交換しない結果という専門家の指摘がある。したがって、そこまでくれば温泉効果も薄い事が予想できる。 |
| 加 熱 |
鉱泉や低温泉では、浴用にするには加熱しなければならない。非加熱のものに比べるとガス成分の散逸はまぬがれないので、浴感や香りは減少する。加熱浴槽と源泉のままの冷浴槽の両方があれば、冷温交互浴という入浴が効果的である。 |
| 加 水 |
高温の温泉を浴用温度に下げるため、湯量の増量の目的で行われる。低温泉や地下水を加えるのが理想なのだが、水道水を使用する場合もある。加水は温度を下げるだけではなく、ph値の変化を起こし、成分の沈殿を招く場合がある。
また、加水を浴槽への投入前の配管内で行うと、成分の一部が析出して管内に溜まり、温泉のカテゴリーから除去されてしまう。 |