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Onsen
温泉では湯疲れ、湯あたりに注意!

 身体に良いとされる温泉と言えども、度が過ぎる入浴をでは『湯疲れ』あるいは『湯当り』をする。とくに、肝臓や心臓の悪い人には危険な場合もあるとか。例えば、ハイキングやスポーツの後に日帰り入浴施設に即入浴するというのは、間違った入浴方法になりかねない。運動の直後に即入浴という場合、内臓の血液が身体の表面に集まることによって脳貧血を起こす場合もある。汗をかいたかからシャワー代わりとか、時間が無いといった理由で、速攻で入浴は好ましくない行為なのである。

【湯温と入浴時間の目安】
ぬるめ 適温の目安 熱め
36℃〜 39℃ 42℃〜
40分前後 20分前後 5〜6分以下
*入浴の時間はあくまでも目安。
 また、温泉に入り続けることによって倦怠感、頭痛、寒気、めまいといった諸症状を起こすのがが『湯あたり』とされる。一般に硫黄泉、放射能泉、酸性泉などが比較的、湯あたりを起こしやすいと言われるが、最近では日頃からビタミンCが不足がちだと湯あたりしやすいと言われる。同時に、飲泉も度が過ぎると湯あたりの原因となるようだ。

 温泉浴(一般の入浴も同様)は、それなりのカロリーが消費されるので、身体がついていかない場合もあるの。熱い湯に入ると交換神経の働きによって、一時的に血管は収縮して、血液が心臓に戻され血圧が上がる。その一方で、身体が熱さに慣れると血管は拡張して血圧は下がる……今度は副交感神経によって内臓や筋肉の血管が収縮され血圧を下げる調整が行われる。上手に入浴すれば、身体は健康的なリズム・パターンとなるが、間違えると健康的な身体のリズムも狂ってしまうのである。

 ちなみに、摂氏42度以上の高い湯は高血圧や動脈硬化症、高齢者には不向きとされ、熱い温度での入浴はストレスも増加する。一般的に、ぬるいお湯の風呂は長めの入浴でリラックス、熱めは短い入浴で身体を活性化させる……と覚えておこう。その入浴の目安は、大体以下の通りとされている。

湯当り、湯疲れを防ぐ温泉入浴法とは……。
●かぶり湯
『かぶり湯』は湯船に入る前に汗身や汚れを流すというマナーだけのことではない。頭から20杯位のかぶり湯、あるいはシャワーを浴びれば、血圧上昇にともなう急激な血流の変動を予防し、身体全体の血管が開いて脳貧血を防ぐことになる。以前に紹介した草津温泉の『ベルツ浴』はかぶり湯を効果的に活用した入浴方法である。
●ゆったりと浸かる
最初はゆったり浸かり、身体が温まってきたら手足や腰を動かして血行を高めていこう。また、半身浴でも十二分の効果が得られるので”ゆったり浸かる”とは肩まで入るという意味ではない。
●湯上りの水かぶりはNG
入浴後に温泉成分を皮膚から浸透させるのならば、湯上りに水をかぶったり、シャワーは使わないこと。水滴を拭い、ゆっくりと身体を乾かすようにしたい。
●入浴後には余韻を
風呂上りの余韻を楽しむことが1番のストレス解消となる。同時に、入浴による水分の補給も忘れずに。森林浴、あるいは風にあたるといったことも効果的だ。日帰り温泉でも休憩室、あるいは喫茶コーナーなどでのんびりしたい。
●飲泉
効能書きや諸注意を確認の上、飲用。多くはがコップ1杯見当であるが、体格や体質によって、その量は左右される(1日何回かに分けて飲む例もある)。薬と同じように、空腹時あるいは食前・食後といった指定がされている温泉もある。無条件に『身体に良いのだから……』と飲むのは駄目。


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