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大滝目指してハイキング。そして渋沢温泉小屋を目指そう!

渋沢温泉は”しぼさわおんせん”と読む。温泉のある山小屋というだけで注目度も高い。
露天風呂は源泉をかけ流しとあってぬるい。しかし、夏場の登山を終えての入浴には最適であろう……。
 福島側の渋沢(しぼさわ)大滝は、群馬県側の尾瀬ヶ原や尾瀬沼よりかなり離れているため、比較的訪れる人が少ないルートである。しかし、このエリアの一部は特別保護地区でないため釣り客や山菜きのこ採りが可能という稀有な場所でもある。

 この渋沢大滝周辺は、チョウジギクなど珍しい植物も生育し、自然の状態がそのまま残されていてアウトドア好きにはたまらないフィールドである。尾瀬と言えば、名瀑百選の三条ノ滝が有名だ。しかし、観光地化していない渋沢大滝は滝つぼまで行くことができ、その迫力を存分に体験することができるのである。

 登山口である小沢平(こぞうだいら)からブナの原生林がはじまり、真直ぐ伸びるブナの大木の様子は、群馬側では見ることのできない風景である。その登山口には、尾瀬口山荘手前の駐車場と『渋沢温泉小屋』専用駐車場がある。登山道自体は只見川と平行するルートで、沢の音を聞きながらの登山が可能である。ゆっくりと散策するつもりでも、2時間もあれば十分に渋沢温泉に着く。

 したがって、午後に入浴という計画で、午前中は渋沢大滝へとうコースがベスト。ちなみに、渋沢温泉小屋は、地元のイワナを買い取り、炭焼きで出してくれる。春先なら山菜料理、秋にはキノコの料理と、食の面での充実も注目されている。基本的には山小屋なので、利用には電話連絡による予約が好ましい。

 元々、渋沢温泉は只見川のすぐ側にあって、春先は雪解け水や大風などの増水でかなり危険な場所にあった。現在の温泉小屋は昭和45年に場所を換えて新築したものである。温泉は横を流れる渋沢の岩が真っ白になっていることからも、本物の食塩重曹泉であることが分かる。乳白色に沢が染まっている渋沢を見下ろす場所に建っており、素晴らしい渓谷美が眺められ、大自然を満喫できる温泉である。

渋沢温泉(しぼざわおんせん)データ
場 所 〒967-0531 福島県南会津郡檜枝岐村 『澁沢温泉小屋』
(予約・連絡所)TEL0241-75-2105・FAX-75-2582 (現地/衛星携帯)090-106-75525
営業期間 5月上旬〜10月下旬(昨年は10月24日まで営業)
泉 質 食塩重曹泉。源泉温度=33℃(内湯は沸かしなおし、露天はかけ流し)
効 能 皮膚病・胃腸障害等
交 通 鉄道 野岩鉄道会津鬼怒川線・会津高原駅よりバス90分〜乗り換えて20分、下車後徒歩約1時間。
クルマ 関越道小出ICより約60km。専用駐車場より徒歩1時間。
尾瀬口から 尾瀬口(バス15分)〜小沢平(こぞうだいら)〜4km〜渋沢温泉

●問い合わせ 渋沢温泉小屋ホームページ 檜枝岐村ホームページ


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