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Onsen
フランス式のローブリ浴、ドイツ式のベルツ浴。入浴方法を極める!

 汗の出ない体質の人が増えているとか。大体の人は血液の流れが悪く、痩せていて冷え症若い女性に多いようである。しかも、甘いものや清涼飲料水とれば、身体の中からも冷やし、しかも冬でも短いスカートで薄着だったりする。見た目はスタイルも良く、若いが腎臓の細胞がどんどん傷つき死んでいる……という深刻な事態に気が付いていない人が大半だとか。
一般の家庭でもシャワーがあれば温冷浴ができる。入浴方法を極めよう。

 腎臓が悪くなると、身体は痩せてきて色黒になる。皮膚も厚ぼったい感じで透明感が無くなりシミやそばかす、色素の沈着も多くなる。顔だけポッチャリ、目も腫れぼったくなる。さらに顔やせのためにダイエット……そこで栄養のバランスが崩れ、腎臓を痛めつける。そうした女性の肝臓は”実年齢よりもはるかに年寄り”と警告する専門家は多い。

 そして、その解決法のひとつとして『温冷浴』がある。これはお湯と冷水の刺激によって、自律神経のバランスを改善し、かつストレスの解消に適した方法とされている。しかも、この入浴方法は体調や疾患の程度により、専門家の指示によって適した方法で無理せずに続けることできる。元々はフランスのローブリ博士が提唱した大気浴療法(裸療法)に端を発した入浴方法とされ、温泉が多い日本ではより効果的に活用できることでポピュラー化した。また昨今、エステティックでも話題となっているタラソテラピーも基本的には同じ考え方である。

入浴の分類
水浴、温泉浴 熱湯浴、温水浴、冷水浴
蒸気浴 熱水蒸気浴(スチームサウナ)、温水蒸気浴(ミストサウナ)
空気浴 熱気浴(乾式高温サウナ)、暖気浴(乾式低温サウナ)、冷気浴(コールドサウナ)
外気浴 日光浴、気候浴、成分吸入浴(ラドンなど)、森林浴
砂&泥浴 砂風呂、泥浴(ファンゴなど)

 簡単に言えば”温冷浴とは、水浴と温浴を交互に繰り返すこと”で、皮膚を鍛えて、血液循環を促進し、新陳代謝を活発にすることである。これは、一般的なサウナの入浴方法に通じるものがある。また、明治、大正両天皇の侍従医を勤めたベルツ博士の提唱した『時間浴』も代謝機能を高めるための入浴方法である。いずれも疲労回復や美肌に関しては即効性がある。また、生活習慣病やアトピーなどの改善に対しては、長期間続けることが効果的とされている。

 また、温泉効果を求めるのなら温泉成分を肌に残すため、最後は温泉入浴……としたいとこるだが、日帰り入浴でリフレッシュを考えるのならば温冷浴の方法がベストだろう。1日に何回も入浴が可能な宿泊浴の場合には、入浴バリエーションのひとつとして考えたい。

 温冷浴は長く続けるほど効果が出てくるという。家庭での入浴では長続きさせるためには、比較的やりやすいこれから夏にかけたシーズンが最適だろう。もちろん、体調の悪いときは中断したりして、無理せずに長く続けることが大切である。

温冷浴の効果
快眠、熟睡による疲労回復効果がある。
血流が良くなり、冷えやむくみ、肩こりの解消の効果的となる。
長期間続けることによって、アトピー性皮膚炎や他の皮膚炎の改善に効果的。
糖尿病、肥満、高血圧、喘息などの改善に効果的
免疫力が高まり、風邪をひきにくくなる
腸の調子がよくなり、快便となる

温冷浴の方法と注意点
1 水から始め、湯→水→湯と交互に繰り返し、最後は水で終わる。
2 入浴回数は計7〜11回程度(5回以下の場合は効果が薄い)。
3 水温は摂氏15〜20度、湯温は摂氏40〜42度程度が最適。
4 家庭での家風呂や水風呂の無い場合、水用にはシャワーを利用(冷水用のシャワーは水風呂より冷たく感じるため、温度をやや高めに)。
5 温冷浴は朝でも夜でも良いが、食後1時間ほど経ってから行うこと。
6 冷水浴は無理せず、徐々に慣らす(水は手先、足先などの末端から始める。慣れてきたら。ひざ下、太ももから下、最終的に全身浴に。水温は摂氏30度ぐらいから始め、慣れるに従って水温を下げる)。


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