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川原湯温泉『王湯』は、温泉街の風情のある共同浴場である。JR吾妻線の川原湯温泉駅から細い坂道を登っていく川原湯の温泉街は八ツ場ダムの建設により、ダム湖に沈む予定となっている。現在、工事は遅れているため、川原湯の雰囲気は当分楽しめるようだ。ちなみに、温泉はダムの完成とともに移転する予定。
共同浴場は、温泉街の中ほどにある木造の建物で、入口横に川原湯温泉が源頼朝によって発見したと云われるため、源氏の紋所である「ささりんどう」が描かれている。吾妻渓谷の斜面に建ち複雑な造りとなる、この建物は露天風呂と内風呂は別棟のため衣類を着て移動して再び入浴となる。
内風呂は受付から階段を降りた脱衣場から、さらに階段を降りていく。その浴場にはタイル張りの小さな湯船がひとつあるだけだが、摂氏80度の源泉がかけ流しとなっている。その昔、草津の湯治の仕上げに入浴された良質の温泉である。一方、露天風呂へは渡り廊下で移動する。こちらは石造りの露天風呂で、吾妻川の渓谷を望みながら入浴ができる。こぢんまりとした湯船だが、こちらもかけ流し。古典的な風情だが、レジャー施設やクアハウス風の温泉が増えているため新鮮な印象をい受ける人も多い。
| 川原湯温泉『王湯』 データ |
| 場 所 |
群馬県吾妻郡長野原町大字川原湯29 TEL0279-83-2591(川原湯温泉組合) |
| 泉 質 |
ナトリウムカルシウム硫酸塩塩化物泉・泉温摂氏78.9度(PH 7.7) |
| 効 能 |
皮膚病、切り傷、やけど、動脈硬化症など |
| 営業時間 |
AM10〜PM6(12月〜3月はAM10〜5PM。年中無休、1月の湯かけ祭り前後は休み) |
| 入浴料金 |
\300(休憩込み\600、4時間まで。12月〜3月は休憩燃料費\100) |
| 交 通 |
JR吾妻線・川原湯温泉駅より徒歩。
関越自動車道・伊香保IC〜国道17号線で子持村方面。鯉沢の交差点〜国道353号線草津方面〜中之条町・国道145号線〜川原湯温泉入口から坂道上。温泉街に入り右側。温泉神社の駐車場は王湯の角をまがった神社の鳥居の中。(6台) |
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