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Onsen
冷え切った身体で湯船にいきなりではNG、冬場の入浴は注意。

雪景色の露天風呂。冷え切った身体で一気に入浴は厳禁。まずは足元からお湯の温度をチェックするつもりで、そしてかぶり湯をしてから。温度差のある複数の湯船がある場合は、ぬるい湯から入浴しよう。

 暖冬という声もあるが、日本人にとって冬場の入浴は何よりもの御馳走となる。とくにスキーやスノーボードなど、アフター・スポーツともなれば日焼けや雪焼けも手伝って、余計に肌は荒れてしまう。そんな冬場だからこそ、肌に必要な水分や油分を補ってあげたい。せっかくの温泉効果も、間違った入浴の仕方で効果無し……なんてはめにもなるだろう。

 冬場の肌荒れ……というと、まず思いつくのが唇。ここには肌に必要な油分を補う分泌液を出す皮脂腺や汗をかく汗腺がない。したがって、どうしても空気が乾燥する冬場には真っ先に荒れるという訳だ。そこで、唇が乾いたと言って舐めたりすると、っさらに水分も蒸発して、余計に乾燥してしまう。

 そこで、冬場は温泉に入る際こそ、リップクリームを多めに塗っておくという隠し技を薦めたい。肌の油分は入浴に伴う温度や湿度によってパックをしたような効果を発揮し、保湿効果を高めることが知られている。エスティックサロンでオイルマッサージ、あるいは油成分を活用したパックなどは、それを応用しているのである。

 また、湯冷めしない性質の温泉というは温泉成分が肌について保温効果を高めているといこと。湯冷めとは、入浴後に必要以上の体温が奪われている状態である。一般的に、風呂上りの状態は体温が上がった状態で、温度の低い場所に出ても寒さを感じさせない。サウナから出た直後に水風呂に入っても冷たさを感じないのは、そのためである。

 しかし、そのままでは”血管が拡張している反面、体温は急速に奪われている”ということになる。そして、冷えてきたことを感じるのが、いわゆる『湯冷め』なのである。それを防ぐには、湯上り時に水をかぶって、血管の収縮を促し熱の拡散を防ぐという効果がある。しかし、それでは温泉成分を肌に染み込ませるという温泉効果は望めない。温泉での湯上りは、タオルで水気を拭き取るのが1番である。

 そして、何よりも注意したいのは、冷えきった身体のままで急に熱い湯船に入らないこと。血圧が急激に変化し、身体にかかる負担もある。熱い湯に我慢して入るという方法は、最もいけない入浴の仕方である。ベルツ博士が提唱した『時間浴』は何杯もの”かぶり湯”した後に熱い湯船に入るのだから良いのである。入浴の目的とは、疲れを翌日に残さないこと。熱い湯に我慢して入浴するときのストレスを指摘する専門家もいるくらいである。入浴、温泉に求められる必須条件はリラックスすることなのだから……。


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