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Snow Talk
究極のアウトドア・スポーツはバック・カントリーにあり。

 ここ数年、世界的にバック・カントリーがブームとなっている。正しく言えば、バック・カントリーをフィールドとしたアウトドア・スポーツが人気を集めている……という事になる。しかし、考えてみるとバック・カントリーが舞台となるのだから”アウトドア・スポーツ”と呼ぶのである。リフトでアクセスするスキー・ゲレンデ、電力施設や果ては空調まで備わるコテージではアウトドアとは呼べないのかもしれない。

 もっとも、北米ではスキー場上部のパウダー・スキーイングが楽しめるすり鉢場の”バックボウル”と呼ばれるエリアは、かなり前から開放している。ヨーロッパ・アルプスではツアリングコースを以下に速い日程で制覇するか?……という競技も以前よりポピュラーである。かのレイドレースも、決められた日程や時間内に数々のアウトドアスポーツをこなすことで知られる。21世紀になって、アウトドアスポーツはバックカントリーというカテゴライズによって生まれ変わった、と表現して良いのかもしれない。

 さて、冬のバックカントリーという条件を考えると、雪崩という自然の脅威にいかに対処するか? というサヴァイヴァル方法を思い浮かべる向きも多いだろう。我々、人間を襲う自然の脅威は有史以来、変わらないことは事実である。しかし、前述のバックカントリー・ブームは無謀な冒険心の延長戦上にあるものではないことを知って欲しい。

 スキー用具、マウンテン・エキップメントの進化と同様、あるいはそれ以上にサバイバル・グッズの進化に裏付けられた信頼性と安全性がバックカントリー行計画を現実のものにしてくれる。より精度が高くなり、リーズナブルとなった、ハンディGPS(グローバル・ポジショニング・システム)機器は好例だろう。そして、正しい雪山における知識も必要。これは”バックカントリー”と憧れるスキーヤー、スノーボーダー、スノーハイカーに課せられた義務でもある。

 現在では、登山愛好家、スキー、スノーボーダーといったジャンルを問わず、バックカントリーにおける正しい知識や情報などを講習会や勉強会を開催するボランティア団体もある。また、万が一に備えてI.Dカードとサバイバル・ツールが一体化した『バックカントリー・カード』というものもあるので入手しておきたい。……楽しい事は確かである。しかし、正しい知識と準備無しで接することなかれ……これがバックカントリーにおける鉄則である。

●バックカントリー・カードに関する問い合わせ ニューポート TEL0466-30-0313
山ボード研究会ホームページ


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