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Snow Talk
エルニーニョとは無関係? 2003スキーシーズンは雪不足にあらず。



春スキーの楽しみも降雪に恵まれてのこと。メリハリのある四季の訪れを体感し、雪に感謝しつつスキーを楽しみたい……。
 まだまだスキーシーズンは続くものの、各地から春を告げる便りが伝わっている。気象庁は今春から桜(ソメイヨシノ)の開花予想の発表回数を増やすと発表した。これは、昨年の春の開花ペースが例年よりかなり早く、開花予想が大幅に外れたため、気温の変化にきめ細かく対応して予想を毎週発表(昨年までは2週間単位)に変更するというもの。ちなみに、その開花予想は、毎週水曜日に発表で、11回目は3月5日(東北は3月19日、北海道は4月9日)とのこと。

 また、日本気象協会は神戸海洋気象台が1890年(明治23年)から保存してきた海上気象観測データ、通称『神戸コレクション』のデジタル化を完了した。この1910年代から1990年代半ばまでのデータを見直した結果……全地球規模での海面水温の変動が6回あったことが、これまでにない精度で判明している。今後は、より正確な予想や地球温暖化の解明などに活用が期待される。

 さて、2002〜2003スキーシーズンは全国的に降雪に恵まれ、懸念されていた暖冬は避けられたようである。2002年、世界と日本の年平均地上気温の平年差におけるデータを紹介すると。2002 年の世界の年平均地上気温の平年差は+0.54度で、統計を開始した1880年以降では1998年に次いで2番目に高い値だった。ご存知の通り、世界の年平均地上気温は1980年代中頃から高い状態が続いていりことを考えると、当初は『暖冬』と予想されたのも頷ける。その予想に反した今シーズンの積雪状態は、スキーヤーにとってまさしくラッキーであったわけだ。

 ちなみに、2002年の日本の年平均地上気温の平年差は+0.53度で、統計を開始した1898年以降では5番目に高い値であった。日本の年平均地上気温は2番目に高い値を記録した1998年の後、1999〜2001年と3年連続して下がっていましたが、2002年に再び高くなり、依然として1990年代はじめからの高い状態は続いている。平年差とは、平均気温から平年値を差し引いた値(別名=平年偏差)である。現在、平年値は1971〜2000 年の30年平均値を使用している。

 この世界の年平均地上気温の平年差は、気象庁に入電した月気候気象通報の地点(全世界で約1200地点)のデータを使用している。ちなみに日本の年平均地上気温の平年差は、気象観測所の中から都市化による影響が少なく特定の地域に偏らないように選定された17地点のデータを使用して求めている。これらの主な要因は、ご存知の通り二酸化炭素などの増加に伴う地球温暖化もあるが、数年〜数10年程度の規模で繰り返される自然変動なども考えられている。

 結果、2002〜2003スキーシーズンは全国的に降雪に恵まれ、予定よりも早くオープンしたスキー場もあったほどであった。また、年末〜年始の雪不足に悩んだスキー場も少なく、現時点では春スキー計画に不安を過ぎらせることも内容である。


●参考・問い合わせ 気象庁HP 気象庁発表降雪量予想変化のページ


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