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| 日本スポーツ用品輸入協会『スキーブーツ「経年変化」にご注意!!』ポスター。詳細は各スキーショップで相談してみよう。 |
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ワックスをスキーのベース(滑走面)に塗る(浸透させる)ことは重要なメンテナンス。雪質に合わせたワックスを選ぶことは、スキーの持つ滑走性を引き出し、上達の早道だけでなくパフォーマンスを上げてくれる。スキーの滑走面は、常にきれいであることが1番。
ワックスアイロンを使ってのホット・ワキシングは、現在考えられるワキシング方法の中ではベストの方法である。基本は固形ワックスを溶かして、滑走面の要所に垂らし、全体に伸すというもの。アイロンは煙の出ないくらいの温度で使用する。使用後のクリーニングをちゃんと行えば、家庭用のアイロンでも十二分に使用できる。
さて、そのワックス浸透性を計る目安で、カタログデータでP-TEX6000と滑走面素材を表記している。この6000とは、1平方cmあたり6000個の穴が開いていて、それだけ浸透性があるということである。非結晶性で内部にワックスを染み込ませて保持するP-TEXという素材の利点がある。撥水性だけならテフロン・コーティングや、他の化学物質を採用するのだが、スキーの柔軟性や汎用性を考えるとP-TEXという訳である。
それだけに、撥水性を保ち、滑走性を維持する意味でワックスは欠かせないのである。また、ワックスのチョイスだが、よほどトップクラスのレーサーでもない限り、一般的な選択(あるいはユニバーサル・タイプ)で充分であろう。欧米のスキー場と比較して水分を多く含み、雪上気温も高い日本のスキー場……しかも春先ともなれば、いわゆるベースワックス(最も安価)が1番滑ったという場合もある。
最近は環境保護の意味で、雪に残っても生態系に影響を与えにくい WAX 素材が多くなってきた。厳密に言えば、従来からあるパラフィン系あるいはケミカル系の WAX はよろしくない……という訳だ。かといって、スキーやボードの滑走性を考えると WAX 無しで楽しむ事はできない。そして、降雪量は充分とはいうものの、雪質は悪化していく春先のスキーだからこそ無視できないことだろう。滑走性を十二分に引き出したスキーならば、悪雪でも相応に対応するというもの。むしろ、ハイシーズンよりも気にしたいアイテムである。
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